長期投資とは|長期投資の本質とメリット・デメリット

長期投資(ちょうきとうし)とは、株や投資信託などの投資商品を長期間保有し、分配金や年間数%の利回りでコツコツと利益を上げていく投資方法です。

「はじめての投資ガイド」では、他のコラムでもリスクの低い投資方法をおすすめしていますが、長期投資は時間のリスクを分散したローリスクの投資方法の一つです。

今回は、長期投資とはどのような投資方法を言うのか、長期投資のメリット・デメリット、長期投資のおすすめの方法について解説していきたいと思います。

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長期投資とは|長期投資は何年からか

お伝えのように、長期投資とは長期間にわたって投資を行うことで徐々に投資の利益を出していく方法・考え方の一つです。

長期投資は何年から?

それでは、「長期投資とは何年からか?」と思われている方も多いでしょう。金融機関によっては『最低でも3年』とか『10年程度の投資』などと言われていますが、実のところ長期投資=何年というような定義はないのです。

長期投資の本質

実は長期投資は、投資を始めるそれぞれの投資家の方の考え方による要素が強いです。つまり、投資家の方が「数か月・数年で投資商品の売買を繰り返さない」という方針を立てているのであれば、それが3年であれ、20年であれ長期投資と言っていいでしょう。

これから長期投資をお考えの方は、投資の運用方法ではなく、ご自身の投資以外の収入や支出などのライフプランをトータルで考えたうえで、その一部の資金を長期的に投資に回します。長期投資は長きにわたって資産運用を行っていきますので、最近の流行りの傾向や金融機関の人のアドバイスなどだけで決めるのではなく、ご自身の人生トータルを考えたうえで行っていきます。

短期投資との違い

長期投資とは反対に「短期投資」があります。最近よく聞くようになった『デイトレード』や『FX』などは、この短期投資に近い部分があります。それでは、長期投資と短期投資の違いにはどのようなものがあるでしょうか。

長期投資については下記の「長期投資のメリット・デメリット」でお伝えしますが、短期投資の特徴は以下の通りです。

日々チャートの分析を行う必要がある

短期投資は、日々の株価の値動きに注意を払っておかなければなりません。投資の基本も「安く仕入れて高く売る」ですが、これを判断するためにチャートを研究する必要がありますが、短期投資は日々売り買いを行いますので、当然毎日細かくチャートをチェックしなければなりません。

売買の手間がある

それと同時に売り買いの手間があります。なれればボタン一つで売買はできますが、それでも日々の値動きを監視することと同時に売買を行う“作業”が必要になってきます。当然、日々変わり続ける市場の情報を入手しないといけません。

リターンも高いがリスクも高い

仮に1株2,000円の株が数日で500円の値上がりをしたとします。そうすると25%株価が上がったことになります。その株を100万円ぶん保有していたとしたとすると、25万円のプラスになったということです。

このように、上がったタイミングで投資商品を売却することが短期投資の手法ですが、このようにリターンも大きいのですが、リスクも大きいことが短期投資の特徴です。日々の値動きに一喜一憂しなければなりません。

長期投資のメリット・デメリット

それでは、長期投資のメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。上記の短期投資とも比べながらメリット・デメリットをまとめてみました。

長期投資のメリット

日々の値動きに一喜一憂しなくていい

上記のように、短期投資では日々の市場の変化に敏感になる必要があります。毎日チャートをチェックし、情報収集が必要です。必然的に投資に対する作業時間も増えてくるでしょう。もちろん、「それが投資の醍醐味だ」と楽しんでいる方もいますが、基本的に長期投資では、日々の値動きに一喜一憂する必要はありません。

長期投資では、一度商品を購入したのであれば、しばらく売却することもありませんので、目先の変化をさほど気にする必要はありません。ですので、現在会社でお勤めの方や、主婦の方など、本業に大きな支障をきたさずに投資を始めることが可能です。

比較的に安定している

絶対とは言い切れませんが、基本的に長期投資は安定しています。というのも、下記で詳しくはご説明しますが、長期投資では今後成長の見られるもしくは安定的な大企業やインデックス投資などで行っていきます。

短期的に見れば、多少の上がり下がりはありますが、長期的に見ればほとんどが右肩上がりに徐々に伸びている投資を目指します。ですので、最終的には平均的な数%の利回り年々利益が出やすくなっています。

投資資金が少ないうちでも始められる

長期投資は、言わずもがな長期間で投資を行う方法です。ですので、いきなり最初から高額な投資資金を用意する必要はありません。下記の積立投資のように、月々数千~数万円の投資資金から始めることも可能です。

ですので、これから投資を始めていきたい方がまず考えておくべき投資方法だと言えるのでないでしょうか。しかし、下記でもお伝えしますが、投資は必ず余剰金で行うようにしましょう。

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2016.12.01

長期投資のデメリット

一気に利益が出にくい

一方で、長期投資のデメリットとしてリターンが少ないということです。言ってしまえば地味です。年間の利益は良くても5%くらいでしょうか。仮に100万円を投資していたとしたら年間5万円の利益です。

う~ん。ちょっと物足りないな~と、感じる方も多いでしょうね。

しかし、長期的に見てみましょう。このまま単純に年利5%が出続けていれば10年間で50万円の利益ですね。100万円の投資資金に対して50%の利益が10年で捻出することができるのでかなり上出来ではないでしょうか。

また、年々投資資金を50万円づつ増やしてみるとどうでしょうか。以下の表は年間50万円(月4万円ずつと少し積立資金が多いですが)ずつ投資資金を積み立て、利回り5%を想定した場合の利益の推移です。

年数 投資資金 利益(年間) 利益(総額)
1年目 100万円 5万円 5万円
2年目 150万円 7.5万円 12.5万円
3年目 200万円 10万円 22.5万円
4年目 250万円 12.5万円 35万円
5年目 300万円 15万円 50万円
6年目 350万円 17.5万円 67.5万円
7年目 400万円 20万円 87.5万円
8年目 450万円 22.5万円 110万円
9年目 500万円 25万円 135万円
10年目 550万円 27.5万円 162.5万円

このように、分散投資を積み重ねていくことで、投資で利益を指していくことも十分に可能となってくるでしょう(上記はあくまでも一例です。)。

長期投資のリスク

また、長期投資には長期投資ならではのリスクもあります。一つは「流動性リスク」です。流動性リスクとは、投資商品を売りたいときに売れず、すぐにお金にできないというリスクです。

もともと、長期間で投資を行っていく手法になりますので、長期投資を行う際は、すぐに生活資金などで出費が必要になってしまわないように余剰金で行うようにしましょう。

また、長期間投資を行っていきますので、インフレの影響を受けてしまう商品もいくつかあります。将来、景気回復などで物価が上がったときに、相対的に自分が保有している投資商品の価値が下がってしまうことになるリスクです。

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必ずプラスになるわけではない

長期投資は比較的安定はしていますが、必ずプラスになるとは言い切れません。これはどの投資にも言えることですが、それなりのリスクがあります。短期投資であれば、早めに見切りを付けられたのに、長期投資では、「数年お金が増えないままになってしまった」という事態にもなりかねません。

長期投資は20代からでも始められる

このように、良い所も悪い所もある長期投資ですが、現在20代の方でも比較的に始めやすい投資であるということは言えるでしょう。著者も現在20代ですが、これから訪れるであろう、結婚や出産、子供の学費、マイホームなどの人生の中で起こるそれぞれの出来事に対して準備をできるというところは大きな利点です。

もちろん、30、40、50代の方でも、老後資金や子供のために投資を通して資産を運用していけます。

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長期投資におすすめの投資方法と注意点

それでは、実際に投資を始めるにあたって、どのような方法があり、どのような注意点があるのでしょうか。

必ず今後成長が見込める投資先に投資する

長期投資は長期的に資産を託すことになりますから、投資先には当然成長してもらわなければなりません。途中で投資先の会社や国が破綻の状況になってしまえば、いくら安定的な長期投資といえどマイナスになってしまうことは考えられます。

ただ、正直申し上げますと、数年後十数年後に世界情勢や株式の状況がどうなっているかは、予想はできても、実際にどうなるかが分かる人はいません。例えば、GoogleやApple社のような企業ですら、10年以上前に一般的に知られていたかというとそうではありませんね。

要は、現在全く知られていない、生まれてもいない企業や国でも今後グングン成長してくることはありますし、現在飛ぶ鳥を落とす勢いの企業・国でも10年後には衰退していることも考えられます。

ご自身で投資先の研究をすることもそうですが、まずは「この企業なら成長してほしい・するだろう」と、理念に共感できる企業や国に投資してみることからおすすめします。

投資資金は必ず余剰金で行う

上記でもお伝えしていますが、長期投資には限らず、投資は余剰金で行うようにしましょう。投資は、デイトレードでもない限り、利益を出すためにはある程度の運用期間が必要になります。

もしも、急にご自身の身の回りで事故などが起き、急にお金が必要になったときに投資商品を売却してしまうと、手数料だけがかかってしまうことも考えられます。

投資資金とは別に、それら不測の事態にも耐えられる資金は換金性の高い貯蓄しておくようにしましょう。現在の収入の1~2年分は貯蓄でお金を持っておくことがベストですが、それほどの貯蓄がある方も少ないと思いますので、そのような方にも始められる方法として積み立て型の投資があります。

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積立投資信託

お伝えのように、積み立ての投資であれば現在投資資金に余裕がない方でも、月々大きな負担も無く始めることが可能です。さらに言えば、投資信託であれば、投資先もいくつかに分散することができますので、リスクも下げることができ、初めての方でも投資運用が楽でしょう。

積み立ての投資信託では、月々数千~数万円から始めることが可能です。貯蓄とは違った資産運用を今すぐにでも始めることができるのです。

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インデックス投資

インデックス投資とは、日経平均株価やダウ平均株価などの値動きと同じような値動きを目指した、主に大手企業を投資先として構成された投資の方法です。

ベンチャー株などとは違い、大きな値動きは期待できませんが、値動きが安定的で長期投資には向いていますし、ダウ平均株価を見ればわかるように、長い目で見ればコツコツ右肩上がりで利益を出していくには持って来いの投資方法の一つです。

まとめ

いかがでしょうか。あえて長期投資についてまとめてみましたが、投資初心者の方には、安定的である長期投資がおすすめです。メリット・デメリットの両面を理解したうえで、長い目で見て投資を始めてみましょう!

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