仮想通貨元年とも言われた2017年。それを象徴するように、年末前にビットコインの価格が高騰しています。
度々ニュースでも見かけるようになり、それまで「ビットコインってなんか怪しい…。」と思っていた方もtついにはビットコインを購入していたりします。
こちらをご覧のみなさんもこれからビットコインを購入しようとビットコインの取引所を探している最中だったのではないでしょうか?
今回は、ビットコインを購入するための取引所のご紹介とビットコインを購入する際の注意点、取引所を選ぶポイントなどをご紹介してきたいと思います。
これからビットコイン投資をするための参考にしていただければ嬉しく思います。
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目次
全てに共通|ビットコインの取引所について
まず、ビットコインを取引所から購入するにあたってとても大事なことが4つありますので、先にお伝えしたいと思います。
特にビットコインや仮想通貨を初めて購入する方は知らなかったり、勘違いしている内容でもありますので、きちんと理解して取り引きに挑んでいただければ思わぬ失敗をせずに済むかと思います。
取引所と販売所は違う
まず、多くの方が勘違いしていることが仮想通貨の『取引所』と『販売所』は違うということです。
当サイトも便宜上『取引所』で統一していることがありますが、2つは厳密には違うので、それぞれの違いを理解しておきましょう。
〇取引所とは

取引所は、その名の通りビットコインを売りたい人と買いたい人がやり取りをする場所です。
なので売買するビットコインの値段をその人の言い値で売買することもできます。極端な話、現在の相場が1BTC=160万円でも1BTC=50万円の注文を出すことができます。
しかし、当然ながら相場とかけ離れた注文を出せばだれも書い手売り手が付かずいつまでも注文が成立しません。
結果的に相場に近い価格での売買にはなりますが、下の販売所よりも安く購入・高く売却できる傾向にあります。
〇販売所とは

販売所は、コインチェックやビットフライヤーなどの一般的に『取引所』と呼ばれている業者がビットコインを保有しており、それの売買価格を相場に応じて決めています。
業者からしてみれば「安く買って高く売りたい」なので、結果的に利用者はビットコインを「高く買って安く売る」ことになります。
その時の仮想通貨の相場や販売所によって価格は変わりますが、ビットコインの場合、1~5%の売買差額がある所もあります。
ビットコイン以外のアルトコインでは、その倍以上あることもあります。
身近な例でいえば、取引所はオークションサイトのようなもので、販売所は古着やリサイクルショップなどの買取に似ています。後者の方が便利・簡単なのですが、後で「ネットオークションでもっと高く売れた~」みたいな経験をしたことがありませんでしたか?これに近いと思います。
〇同じドメインでも取引所と販売所に分かれていることが多い
そしてこれが誤解を招く要因にもなっているかと思われるのですが、同じドメイン内で取引所と販売所が分かれていることが多いです。

例えば『ビットフライヤー』では、同じドメインでも上のように取引所と販売所があります。

それぞれの開いてみると、価格(赤線で囲んだ部分)が全然違うことに気づくかと思います。特にビットコインは取引所を用意しているところが多いので、この違いは十分に理解しておきましょう。
ビットコイン以外のアルトコインでは販売所しか用意されていない所も少なくありません。その場合、買いたい通貨を取り扱っている他の取引所との比較になってくるでしょう。
金融庁に登録されているところを選ぶ
『仮想通貨に関する法改正』で追加された項目が仮想通貨交換業者の登録制です。
要約すると、仮想通貨の交換業として営業をするのであれば金融庁からの許可が必要になってくるということです。
これは2107年9月末から登録業者が公開されて、それまでグレーなゾーンで取り引きを行っていた業者や資本金が少ない業者は沙汰されていっています。
ですので、これからビットコインを購入しようとしている方は、金融庁の『仮想通貨交換業者登録一覧』に載っている取引所から利用していくようにしましょう。
〇あれ?コインチェックは?
仮想通貨に少し興味がある方ならご存知の方も多いでしょう『コインチェック』ですが、12月7日時点ではまだ正式に交換業者と認められていません。
すでに利用している方も多く心配の声も多いのですが、コインチェックの公式Twitterでは現在「審査中」とのことです。
【登録申請に関する経過のご報告】
仮想通貨交換業者への登録状況につきまして、経過をご報告いたします。現在弊社は同申請につきまして「審査中」の段階にございます。お時間を頂戴しておりまして申し訳ございません。何卒、宜しくお願い申し上げます。https://t.co/lkNYmOjOye— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年12月1日
審査が長引いている要因としては、取り扱い通貨の種類が多いことと、モネロやZcashなどの匿名性が高い仮想通貨を取り扱っていることが挙げられます。
現在審査中ということで、当サイトでも引き続きご紹介はさせていただいていますが、何か動きがあればすぐに修正していくようにします。
投資は余剰金で行うこと
仮想通貨に限りませんが、投資(投機)は余剰金で行うようにしてくださいね。
現在、ビットコインの勢いが凄いからといって、「コツコツ貯めた100万円を突っ込んで150万円に増やしてやるぜ!」なんて考えは全然おすすめできません。
仮想通貨ほど値動きが激しい分野はいい意味でも悪い意味でもまず普通ではないです。
購入した100万円分のビットコインが明日には120万円になっていることもありますが、その逆も十分あり得るのです。
そのようなものに生活などに必要なお金を投じるのは無謀ですし、四六時中値動きが気になって精神衛生上よくありません。
ビットコインを購入するお金は、あくまでも生活に支障のないお金にするようにしましょう。
投資は自己責任
そして、こちらも仮想通貨に限りませんが、投資は自己責任できちんとご自身でも情報を集めたり、資産の管理を行いましょう。
取引所内でも仮想通貨の保管をすることはできますが、取引所はインターネット上でやり取りを行うので、ID・パスワード分かれば誰でもログインでき、他のウォレットに送金することすらできてしまいます。
ID・パスワードは強固なものを使用し、他と同じID・パスは使い回しをしないようにしましょう。
また、資産が増えてきたようであれば、インターネットとは切り離した「コールドウォレット」などで資産管理をすることも考えましょう。
「セルフゴックス」などという言葉がありますが(昔、マウントゴックスという取引所がハッキングに遭い経営破綻したことを比喩して)、自分で設定したID・パスを忘れて仮想通貨を取り出せなくなったり、送金アドレスを間違ってどこだか分からないところに仮想通貨を送ったりしても保証されないことは十分にあります。
仮想通貨はインターネットだけでやり取りができ、実態を持たない通貨ではありますが、大切な資産であることには変わりありません。
管理はきちんと慎重に行うようにしましょう。
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ビットコインの取引所を選ぶうえで確認したいポイント
前置きが長くなりましたが、とても大切なことなので先にご説明させていただきました。
ここからが本番ですが、まずはビットコインを購入する取引所を選ぶうえで注目しておきたいポイントを挙げていきます。
いくつかの取引所を比較検討するかと思いますが、以下のポイントに注目して選んでいくことで、どの取引所がいいのか自分なりに分かってくるかと思います。
手数料・スプレッド
上でも少し触れましたが、仮想通貨を売買するのには売買差額が生じてきます。これをスプレッドと言いますが、特に頻繫な取り引きをするような方は手数料とスプレッドには十分に注目しておいてください。
多くの取引所で、スプレッドにまで言及していませんので、自分でわざわざ比較しなくてはなりません。
代表的な取引所の手数料・スプレッドについてはまとめましたので参考にしていただければと思います。
使いやすさ
ビットコインの購入が人生で始めての投資と言えるかたも少なくないかと思います。
そのような方にいきなり「テクニカル分析がどうちゃら~」と言っても「?」となるでしょうから、そのような方はまず使いやすさに重点を置いてみてもいいと思います。
登録をしなくてもチャートなどは見られる取引所は多いですので、実際に少し触ってみて使い勝手を調べてみましょう。
また、スマホアプリを開発している取引所もありますので、特にスマートフォンを使うことが多い方は、スマホアプリの使いやすさも要チェックですね。
安全性・セキュリティ
上でもお伝えしましたが、取引所は大切な資産を預けておく場所にもなります。
金融庁に登録されているという時点で最低水準はクリアできているとは思いますが、その中でも安全性が高さや、会社規模などで判断する方法も1つあります。
もちろん、自分でのセキュリティ対策もお忘れなく。
【関連記事】
「安全な仮想通貨取引のために自分でできるセキュリティ向上」
サーバーの強さ
仮想通貨界隈は毎日のように何かしらの出来事が起き、そのたびに売りや買いが殺到してサーバダウンをしてしまうようなこともあります。
長期的に気長に保有しようとしている方にとってみればそこまで気にならないかもしれませんが、トレンドを追いかけてそのタイミングで売買しようとお考えの方は、なかなか取引できないことにイライラしてしまうかもしれません。
サーバーの強さを数字で判断することは難しいので、過去の出来事や口コミ・評判などで判断してみてください。
取り扱い通貨の種類
仮想通貨はなにもビットコインだけではありません。
他にもいくつもの種類があります(ビットコイン以外の仮想通貨をまとめてアルトコインと呼んだりします)。
ある程度仮想通貨の取り引きに慣れてくると、他の仮想通貨も気になってくるものです。
ビットコインの取り扱いはほぼ全ての取引所で取り扱っているでしょうから、取り扱い通貨の種類の多さや他に気になる仮想通貨の有無で取引所を選んでいってもいいですね。
ご自身の投資スタンス
以上が取り引きを選ぶときのポイントですが、最後に著者が選ぶときに一番大切にすべきところは「その人の投資スタンス」だと思います。
色々言ってきましたが、結局はこれかなと思いますので、ご自身の状況に応じて取引所を比較していってみてください。
あくまでも参考ですが、一番近い状況に応じて取引所の注目ポイントの優先順位を決めていただければと思います。
〇全くの初心者
投資・仮想通貨が全くの初心者の方はまずは使いやすさと会社規模を優先的に選んでいただければと思います。
手数料が少し高いところもありますが、最初の勉強代ということで受け止めましょう。
〇長期保有がメイン
長期的に保有することが目的であれば、手数料よりも会社規模やセキュリティへの力の入れ方などを基準に比較してみましょう(もちろん、その取引所が絶対安全とは言えませんが)。
〇頻繫な取り引きを検討
頻繫な取り引きを考えている方は、やはり手数料やスプレッドの狭さですね。あとはサーバーの強さでしょうか。
〇その他の選び方
用途 | 注目ポイント | 取引所例 |
ビットコインを実際に使いたい | 使いやすい、アプリがある取引所 | |
FXをしたい | 手数料、サーバーの強さ、使いやすさ | |
リスク分散したい | 複数の取引所、取り扱い通貨が多い | |
積立投資をしたい | 仮想通貨積立がある |
繰り返しますが、あくまでも一例ですので、参考に以下で紹介する実際の取引所と比較していただければと思います。
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ビットコインが買えるおすすめ取引所の一覧と比較
では、最後にビットコインが購入できる国内の代表的な取引所5つを比較して、どのような方におすすめなのかを解説していきたいと思います。
ビットコインが買える取引所も国内だけですでに十数か所、海外まで入れると数十種類ありますので、その中から適した取引所を選ぶ参考にしてください。
代表的な取引所比較
取引所 | 手数料 | スプレッド | 通貨種類 | アプリ |
コインチェック | 0% | 0% | 13種 | 有 |
ビットフライヤー | 0.01~0.15% | 0% | 6種× | 有 |
ビットバンク | 0% | 約0.76% | 6種△ | 無 |
Zaif | -0.05~-0.01% | 約0.87% | 5種+トークン10種 | 有△ |
GMOコイン | 0% | 約0.31% | 5種× | 有 |
〇手数料
取引所で仮想通貨を売買した時に発生する手数料です。
Zaifの場合マイナス手数料となっていますが、こちらは取り引きする時にそのパーセンテージのビットコインが増えるということになります。
〇スプレッド
取引所の成行注文で注文した際の買値と売値の差額です。
コインチェックとビットフライヤーは指値注文しかできないようだったので0%にしています。
「指値注文」と「成行注文」の違いは、自分で金額を指定できるか(指値)できないか(成行)の違いです。 |
また、コインチェックとビットフライヤーは現状ビットコイン以外のアルトコインは販売所しか用意されておらず、売買の際には大きな差額が生じてきますので注意が必要です。
〇通貨の種類
各取引所で取り扱っている通貨の種類です。
- ×→日本円でしかアルトコインが買えない
- △→一部ビットコインでアルトコインが買える
- 無→ビットコインでもアルトコイン購入可能
〇アプリの有無
スマートフォン向けアプリがリリースされているかどうかです。
Zaifの△は、一応リリースされていますが、現状使いにくいのが正直なところなので△にしています。
それぞれのビットコイン取引所の特徴|こういう人におすすめ
最後に、代表的なビットコイン取引所の特徴とどういった人におすすめなのかを解説していきたいと思います。
上でもお伝えしたように、ビットコインを購入する目的やご自身のレベル感に併せて選んでいくことが一番賢いのかなと思います。
〇ビットフライヤー

ビットフライヤーは、テレビCMも放映されていたので知っている方も多いと思います。
使いやすさと認知度による安心感などから、これからビットコイン投資をはじめていくような超初心者の方におすすめです。
スマホアプリも開発されており、こちらも使いやすいです。
ただ、ビットフライヤーもアルトコインは販売所になっており、売買差額もかなり大きいので注意が必要です。頻繫な取り引きにはあまり向いていません。
▼こういう人におすすめ
- 仮想通貨投資初心者
- 長期保有目的
- スマホで取り引きすることが多い
〇GMOコイン

2017年に開設されたばかりのGMOグループが運営する取引所です。
使い勝手の良さや企業としての信頼感は折り紙つきでしょう。
スプレッドも他と比べると狭く固定されていてわかりやすいので初心者から経験者まで幅広く利用しやすいと思います。
▼こういう人におすすめ
- 悩んでいるなら幅広い方におすすめ
〇ビットバンク

ビットバンクは購入方法が若干難しくなるので、中級者以降の方向けの取引所です。
ただ、慣れてしまえばUI(ユーザーインターフェース)もよく、取り扱い通貨も代表的な仮想通貨は取り扱っています。
知名度は低いのですが、評判も上々で実は隠れた有料取引所だと著者は考えています。
手数料も低く、指値注文も可能ですので頻繁に取り引きをする方も十分に利用できると思います。
▼こういう人におすすめ
- 中級者
- 頻繁に取り引きをする方
〇Zaif

COMSAやmijinなどの仮想通貨と関連した試みが面白い企業『テックビューロ』が運営する取引所。
使い勝手の観点から申しますとこちらも初心者には少し難しいかもしれませんが、独自トークンを多く扱っているところも注目です。
人気もあるが故に価格が大きく動いた際や新たな通貨の上場時に度々サーバダウンしてしまうなどの、サーバーの弱さが少し気になります。
▼こういう人におすすめ
- 中級者
- ICOやトークンなどに興味がある
- 頻繁に取り引きをする方
〇コインチェック

コインチェックは非常に使いやすく取り扱い通貨の種類も多い、投資初心者からある程度の経験がある方にまでおすすめできる取引所です。
特に、国内取引所ではコインチェックでしか取り扱っていない仮想通貨もいくつかありますので、ビットコイン以外のアルトコインにも少しでも興味がある方はぜひ登録を検討してみてください。
ここで気を付ける点は、アルトコインは「販売所」しか設けられていないので、売買差額が大きくなってくることです。
アルトコインの取り引きは特に計画的に行いましょう。
▼こういう人におすすめ
- 仮想通貨投資初心者
- ビットコイン以外にも興味がある
- スマホで取り引きすることが多い
まとめ
いかがでしょうか。
今回はビットコインを購入するための取引所をご紹介させていただきましたが、まずは実際に1つ登録してみて、実際に触ってみることです。
次に、慣れてくるともっと機能を求めたり他の仮想通貨に興味が出てきたりもしますので、ご自身のレベルに応じて別の取引所を見てみたり、リスク分散の観点から違う取引所に登録してみてもいいでしょう。
今回の記事があなたの取引所選びの参考になれば幸いです。
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