世界一の取引所であるバイナンスでICOトークンとして発行されたバイナンスコイン。
発行から現在までで大高騰し注目を集めていますが、今回はそんなバイナンスコインに関してフォーカスを当て様々な角度から「バイナンスコインとはどういった仮想通貨なのか?」「購入方法や将来性・メリットやデメリットは?」といった疑問に詳しく解説していきたいと思います。
バイナンスコインに興味がある方は是非購入前に参考にしてみて下さい。
バイナンスは、国内取引所とは比較にならない圧倒的な取り扱い通貨でその数なんと100種類以上!サイトもキレイに作られており日本語翻訳さえ使えば問題なく使えると思います。国内取引所に慣れてきた方はバイナンスへの登録も検討してみましょう。
目次
- 1 バイナンスコインの主な特徴、用途に関して
- 2 バイナンスコインのチャート|過去の出来事や価格推移
- 2.1 ①2017年8月:バイナンスにてLiuliangOre・TRONのICO開催|1BNB=約10円→約290円へ
- 2.2 ②2017年9月末:第2回Community Coin of the Month(上場コインの投票)開催発表|1BNB=約80円→約200円へ
- 2.3 ③2017年12月中旬:Binance Monthly Data Report(12月の月間レポート)発表|1BNB=約260円→約580円へ
- 2.4 ④2017年12月末:第5回Community Coin of the Month(上場コインの投票)開催発表|1BNB=約500円→約1,100円へ
- 2.5 ⑤2018年1月中旬:3回目のバイナンスコインの焼却(Burn)|1BNB=約900円→約2,400円へ
- 2.6 ⑥2018年4月中旬:3回目のバイナンスコインの焼却(Burn)|1BNB=約1,000円→約1,200円へ
- 2.7 ⑦2018年6月:バイナンスにて初の法定通貨取り扱いの噂|1BNB=約1,400円→約1,800円へ
- 2.8 バイナンスコインの今後・将来性について
- 3 バイナンスコインの購入方法
- 4 まとめ
バイナンスコインの主な特徴、用途に関して
まずはバイナンスコインの主な特徴や用途に関してなどをお伝えしていきましょう。名前の通り世界一の取引所であるバイナンスとの関係性にも迫りたいと思います。
バイナンスコインの概要・特徴

- 通貨名:Binance coin(バイナンスコイン)
- 現在価格:約1,800円
- 通貨単位:BNB
- 通貨発行開始:2017年7月1日
- 運営元:Binance(バイナンス)
- 時価総額:約2054億円(2018年6月17日現在 仮想通貨市場15位)
- 上限発行枚数:200,000,000BNB
- 最終発行枚数:100,000,000BNB
- 取扱取引所:Binance(バイナンス)
- ERC20トークン
取引所バイナンスと同じく発行開始から1年も経っていないのですが、価格が急上昇し現在では約1,800円という価格をつけています。
さらに上記の通りバイナンスコインは、発行上限に関しては2億枚でスタートしたのですが、なんと四半期毎にバイナンスコインをその期の利益20%分で買い戻しが行われ焼却(Burn)されるのです。
ホワイトペーパーにも記載されているのですが、実際に現在までに「2017年10月15日」「2018年1月15日」「2018年4月15日」の三回の焼却(Burn)が行われてきています。
焼却(Burn)されると何が起こるのか?と疑問に感じると思いますが、焼却(Burn)される事で発行されている枚数が減少し、一枚あたりの希少性が高まり、バイナンスコイン自体の価値が上がることに繋がります。
そして最後に記載ERC20トークンとは「Ethereum Request for Comments:Token Standard #20」の略称で、イーサリアムの仕様書のことを指しておりバイナンスコインはイーサリアムのブロックチェーン上で構築されている通貨という事です。
イーサリアムの技術を使用した通貨は数多く存在しており、ERC 20を使用した通貨であれば、イーサリアムに対応しているウォレットにて管理することができるというメリットがあります。
バイナンスコインの使い方・用途|バイナンス取引所の関係性
上記でも解説しました通りバイナンスコインはバイナンス取引所が発行する独自通貨で、Zaifが発行している「Zaifトークン」やHuobiが発行する「HTトークン」と同じ仮想通貨取引所発行の独自通貨という事で、取引所であるバイナンスと共にその価値や価格は上下するという事です。
バイナンスコインの主な使い方・用途に関して説明していきましょう。
◯バイナンスでの手数料をバイナンスコインで支払い可能
バイナンスコインの主な用途の一つとして、バイナンス上での各種手数料の支払いに使用可能で、なおかつバイナンスコインで手数料を支払うと割引が行われるのです。
割引率に関しては2018年6月の現時点ではなんと「50%」も割引されます。
しかしこの割引率は下記の表のように、以降5年間にかけて年々修正されていく事が予定されています。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
割引率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.75% | 0% |
もともと手数料が低く、お得なイメージなあるバイナンスですがバイナンスコインを手数料の支払いで使用する事で、更にお得に利用できるのです。
◯バイナンスで上場させる通貨の投票に使用
バイナンスでは毎月ユーザーにバイナンスに新規上場させてほしいアルトコインを投票する人気投票を行っていまして、その投票(投票権)にバイナンスコインを使用しています。
この人気投票によって1位のアルトコインだけではなく様々なコインが今までにバイナンスに上場しているので、ユーザー達に支持を得ている企画です。
ユーザー自身が上場させたいアルトコインを投票するためにバイナンスコインを購入、投票に利用するという流れの用途で多く用いられております。
◯バイナンス上で行われるICO(トークンセール)をバイナンスコインで購入可能
バイナンス上で行われるICOの購入にバイナンスコインを使用できる事があり、過去には「BREAD(BRD)」「GIFTO(GTO)」のICOにてバイナンスコインっとイーサリアムでの購入ができました。
参考元「BREAD(BRD)トークンセール」「GIFTO(GTO)トークンセール」
バイナンス上でのICOの購入方法はとても簡単で、ログイン後に「LanchPad」をクリックしましょう。

クリック後下記添付した画面に切り替わりますので、購入したいICOのアルトコインを選択しましょう。
※下記画面ではBNB(バイナンスコイン)かETH(イーサリアム)での購入が選択できるようになっていますので、バイナンスコインでの購入はBNBを選択)

選択後、購入画面に切り替わります。

画面の見方としては
- 価格
- 期限
- 購入決定
という見方になります。ICOコインの購入が気になる方には嬉しい用途ですね。
バイナンスは、国内取引所とは比較にならない圧倒的な取り扱い通貨でその数なんと100種類以上!サイトもキレイに作られており日本語翻訳さえ使えば問題なく使えると思います。国内取引所に慣れてきた方はバイナンスへの登録も検討してみましょう。
バイナンスコインのチャート|過去の出来事や価格推移
バイナンスコインは2017年7月8日からバイナンスで取引が始まり、バイナンスでICOの投票イベントや新規通貨の取り扱い、バイナンスコインの焼却が発表されるごとに価格を上昇させ続けています。
バイナンスコインの取引開始から現在までのチャートを価格推移(わかりやすくUSドルを円換算しております)や出来事を振り返りながら解説していきましょう。

画像引用元「CoinMarketCap」
①2017年8月:バイナンスにてLiuliangOre・TRONのICO開催|1BNB=約10円→約290円へ
この時期にバイナンス上でLiuliangOre(LLC)と現在では有名なTRON(TRX)のICOが開催されました。これはICOの購入のためにバイナンスコインの価格が急上昇し、8月頭には約10円だったバイナンスコインが一時約290円まで高騰を引き起こしたと言えますね。
②2017年9月末:第2回Community Coin of the Month(上場コインの投票)開催発表|1BNB=約80円→約200円へ
2017年9月27日に時バイナンス上に上場を決めるアルトコインの人気投票である「Community Coin of the Month」の開催が発表されました。
前回の高騰後は80円前後を推移していたバイナンスコインですが、発表後には200円まで大高騰を見せています。
③2017年12月中旬:Binance Monthly Data Report(12月の月間レポート)発表|1BNB=約260円→約580円へ
新しい仮想通貨の取り扱いの22種類増加や、登録ユーザー150万人突破などの発表が行われ、バイナンスの認知度や利用者の多さからさらに新規ユーザーの獲得に繋がり、バイナンスコインにも大きく影響したとみられます。
④2017年12月末:第5回Community Coin of the Month(上場コインの投票)開催発表|1BNB=約500円→約1,100円へ
2017年12月27日に第5回Community Coin of the Monthが行われました。
この時はわずか2日間で倍以上の価格上昇を見せました。
しかしこの時期は仮想通貨市場全体的に大高騰を引き起こしており、仮想通貨投資の認知度の高まりや、多くの新規ユーザーの流入があったのでその要因も大きく影響しているかと思います。
⑤2018年1月中旬:3回目のバイナンスコインの焼却(Burn)|1BNB=約900円→約2,400円へ
2018年1月15日に2回目のバイナンスコインの焼却(Burn)が行われました。
仮想通貨市場の大きな高騰も後押ししてか、バイナンスコインの価格も大きく価格上昇を見せました。
⑥2018年4月中旬:3回目のバイナンスコインの焼却(Burn)|1BNB=約1,000円→約1,200円へ
2018年4月15日に3回目のバイナンスコインの焼却(Burn)が行われました。
さらにはコインチェックの流失事件で有名なNem(ネム)に関してもバイナンスで取引きが始まったことも重なり、チャートの上昇がみられました。
この時期からチャートを見るとわかりますが、1BNBあたりの値段の動きがビットコインとの取引が増加したのかかなり上昇し始めました。
ドル換算での動きよりも上昇率が高く、以降も同じような推移を見せています。
⑦2018年6月:バイナンスにて初の法定通貨取り扱いの噂|1BNB=約1,400円→約1,800円へ
2018年6月中旬にバイナンスが法定通貨の導入・取引を計画しており、今年中に実行されることが明らかにされました。
これをうけチャートの動きも右肩上がりを続けています。検討されている法定通貨は「ユーロ」で今後の動向に関してもお伝えしていきたいと思います。
バイナンスコインの今後・将来性について
上記のチャート推移からも読み取れるようにバイナンスでの好材料や、イベントが起こる毎にバイナンスコインは価格上昇を見せています。
バイナンスでビットコインやイーサリアムでのペア取引をすると手数料がかかってしまいますが、BTBペアでの取引をすることによる手数料がかからない事もあり、取引量は増加し続けており、さらに今後もバイナンスコインの焼却(Burn)もバイナンスコインが1億枚になるまで行われるので今後も目が離せない事は間違えありません。
バイナンスコインの購入方法
最後にバイナンスコインの購入方法をお伝えしていきましょう。現在購入可能な取引所はバイナンスだけなので、バイナンスでの購入の手順をわかりやすく解説していきます。(解説は一番オーソドックスなビットコインでバイナンスコインを購入する方法を解説していきます)
まだバイナンスに登録をしていない方は下記リンクに詳しく登録や使い方を記載しておりますのであわせてご覧ください。
バイナンスに関しては銀行口座を登録してそこから入出金をするという方法はありません(これは海外取引所であれば結構あることなので慣れておきましょう)。
仮想通貨の送金によってバイナンス内に資金を入れていきます。バイナンスではビットコインかイーサリアムがあればほぼ全ての通貨と交換することができますので流れとしては
国内取引所でBTCかETHを購入 ↓ BTCかETHをバイナンスに送金 ↓ BTCかETHと欲しい仮想通貨を交換 |
という形になりますので、バイナンスコインを購入する前には事前にバイナンスに送金しておきましょう。
登録・入金が完了しましたらまずはログインし、ホーム画面にいきましょう。

ホーム画面の①「BNB/BTC」を選択しましょう。(画面左上の「exchange」からも取引はできます)
画面が売買の取引画面に切り替わります。

- 購入したいバイナンスコインの数量を指定、入力しましょう。
- 1BNBあたりの価格がBTC表記で表示されます。
- トータルの指定した数量のBNBに対するBTCの金額が表示されます。
- 上記の数量や金額を確認しましたら「Buy BNB」をクリックし、購入取引完了になります。
海外取引所というと難しい・ハードルが高いと思うかもしれませんが、あっという間に購入完了になります。
バイナンスでの取引やバイナンスコインの購入に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?まだ取引開始されてから1年も経っていないバイナンスコインですが、ものすごい高騰を見せています。
さらに取引所であるバイナンスに関しても、世界一の取引量を誇っており、そこでの手数料の削減になる通貨としても非常にメリットの高い通貨ですのでぜひ参考にしてみてください。
バイナンスは、国内取引所とは比較にならない圧倒的な取り扱い通貨でその数なんと100種類以上!サイトもキレイに作られており日本語翻訳さえ使えば問題なく使えると思います。国内取引所に慣れてきた方はバイナンスへの登録も検討してみましょう。