ナンピン買いとは|仕組みと活用法と注意点

ナンピン買い(難平買い)とは、保有している株式などの金融商品の価格が下がったときに、さらに追加購入をして今後価格が上がっていくことを狙うことです。価格が下がったときに多く買うので平均購入価格を下げることができますが、その後も価格が下がり続けるリスクもあります。

株式やFXなどの価格変動が多い金融商品では、ナンピン買いという手法にて利益を得ている人もいます。しかし、ナンピン買いをキチンと理解していないと、マイナスになり続ける恐れもあります。

今回は、ナンピン買いがどのようなものか説明し、あなたの投資生活に上手に取り入れていただければと思います。

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ナンピン買いとは?

冒頭でご説明したように、ナンピン買いとは、保有している株価などの価格が下がったときに、買い増しをすることです。これにより、低い価格のうちに金融商品を増やすことができます。その後に値上がりをすれば、安く多く仕入れられたことになるので、利益も大きく出ます。

一方で、そのまま価格が下がり続けることも考えられるでしょう。そうなった時にもナンピン買いを続けていくと損失が広がる一方ですね。ナンピン買いでは、引き際を判断することも重要です。

反対に、価格が上がったときに多く売却することを『ナンピン売り』と言います。

ナンピン買いの語源

そもそも、ナンピン買いの『ナンピン』にはどのような意味があるかというと、「難を平らにする」という意味があり、漢字で書くと『難平(なんぴん)』となります。これは、価格が下がった困難な時に、多く買い購入価格を平均的にするという意味合いがあります。

江戸時代の米相場で使われていた用語だと言われています。

ナンピン買いの例

言葉だけでの説明では、イメージしづらい部分もあるでしょうから、こちらでナンピン買いの例を負ご説明していきます。

ナンピン買いの成功例

例えば、1株1,000円の銘柄を100株買ったとしましょう。そして、その後株価が800円にまで下がります。ここで100株追加購入をすることをナンピン買いと言います。これによって、平均単価が900円になります。

もしも、この後株価が900円以上にまで上がり、そのタイミングで売却すれば、利益が出るのでナンピン買いが成功したと言えます。最終的に1株1,100円で売却したとすると、200円の利益が出る株式を200持っているので4万円のプラスです。

ナンピン買いをしなかった場合

一方、同じ値動きでナンピン買いをしなかったらどうでしょうか。平均単価は1,000円のままです。800円まで下がった株価がそのまま上昇するのを待ち、その後1,000円以上にまで盛り返さないと利益は出ません。

同じく最終的に1株1,100円で売却したとしましょう。その場合、100円の利益を出した株式を100持っているので1万円の利益です。

ナンピン買いの失敗例

ナンピン買いした後に値上がりすれば、ナンピン買いの成功と言っても良いでしょうが、ナンピン買いした後も株価が下がり続けると、失敗にとなってしまいます。同じく、1株1,000円の株を100株買って、800円まで下がったところで100株ナンピン買いをしたとします。

それでも株価は上がらず、結局600円で売却したとします。そうすると、300円の損失を出した株を200持っているので6万円の損失です。

ナンピン買いをしなかった場合

同じ条件でナンピン買いをしなかったとしましょう。400円の損失を出す株が100株あるので、4万円の損失です。価格が下がり続ける場合は、ナンピン買いしない方が損失を少なく防ぐことができますね。

ナンピン買いすることでハイリスク・ハイリターンになる

このように、ナンピン買いをすることにより、その後値上がりした場合のリターンを多く得ることができますが、反対に損失の幅も大きくなってしまいます。ナンピン買いすることにより、ハイリスク・ハイリターンになることは肝に銘じておいてください。

ナンピン買いが使えるような投資商品

このように、ナンピン買いではその後の値動きで成功と失敗が大きく分かれます。それらを踏まえて、どのようなケースでナンピン買いをした方が良いのか?避けた方が良いのかを見分けましょう。

株式の場合

株式の場合、何か理由があって株価が下がったものに関しては、ナンピン買いせずに損切りしてしまった方が良い場合が多いです。もしくは、値下がりが大きすぎる場合は損切りするなどのルールを作っておくと良いでしょう。

一般的に10%以上根探しした場合は、損切りすべき損切りラインと言われています。株式の場合にナンピン買いをするのであれば、損切りすることも必ず念頭に置いてナンピン買いをするようにしましょう。

根拠のない値上がりを期待し続け、株式を塩漬けし続けることはあまり得策ではありません。一方で、その銘柄を長期的に持っておくと決めているのであれば、ナンピン買いをして安く仕入れてみてもいいでしょう。

ナンピン買いしても良いケース

  • 損切りするルールを決めている
  • 今後値上がりする根拠がある
  • 長期保有すると決めている

FXの場合

FXの場合、株式に比べると為替変動は下がった分元に戻る傾向が強いため、ナンピン買いによって平均単価を下げる手法を活用しやすいでしょう。しかし、世界的な政治・経済的な出来事で大きく動いた為替の場合、こちらも今後価格が上がる根拠がなければナンピン買いは避けるべきです。

投資初心者は慣れるまで避けた方が良い

このように、ナンピン買いは、価格変動に一喜一憂してしまうことになります。ですので、投資初心者の方には、ナンピン買いはおすすめできません。理由としては、以下のようなナンピン買いの特徴が投資初心者にとってネックとなるからです。

初心者が陥る失敗パターン

  • ハイリスク・ハイリターンになる
  • 値動きに一喜一憂してしまう
  • 経験が浅いので損切りをしない

投資の格言に下手なナンピンすかんぴんと言うものがあります。これは、読んでごとく「下手なナンピン買いではすっからかんになってしまいますよ」という意味です。初心者の方が経験の浅いうちにナンピン買いをするべきではありません。

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ナンピン買いに関連する用語

最後に、ナンピン買いに関連していくつかの用語や類似の手法が出てきますので、簡単に解説していきます。

利乗せ

利乗せとはナンピンと逆の意味で、価格が上がったときにさらに追加で購入することを言います。価格が上がっている時に追加をする形で、ついつい強気になってしまいがちですが、計画性のない利乗せは失敗の元です。

損切り(ロスカット)

上記でも出てきましたが、損切りとは、含み損が生じている投資商品を見切って売却することです。また、あらかじめ損切りしておく水準を作っておくことを「ストップ・ロス」と言います。お伝えのように、ナンピン買いをする場合は、損切りの水準もあらかじめ考えておきましょう。

塩漬け

損切りとは反対に、価格が下がってもなかなか売却できない状態を塩漬けと言います。投資になれていない人は、ついつい塩漬け商品を作ってしまいがちですので、損切りするタイミングをきちんと設けていなければなりません。

ドルコスト平均法

ナンピン買いと似たものに、ドルコスト平均法という手法があります。ドルコスト平均法も主に、価格が下がったタイミングで多く買い、価格が上がったときには少なく買う手法です。長期的に購入し続ける購入分散での投資で用いられ、機械的に購入価格を均一にすることが可能です。

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順張り

順張りとは、トレンドに沿った商品を買うことです。つまり、価格が上昇していて、かつ今後も上昇が望めるものを買っていきます。最近ですと、仮想通貨の価格がグングン上がっていますが、そのトレンドに乗って順張りするといった形です。

逆張り

逆張りとは、順張りと逆のことで価格が下降気味の商品に投資をすることです。「安いから買ってみよう」「高いから売ろう」という、安易な考えが知らず知らずのうちに逆張りになっているケースもあります。

まとめ

いかがでしょうか。

ナンピン買いは、価格が下がったときに追加購入をして、平均単価を下げる手法でしたね。今後、値上がりが望める商品に対しては有効ですが、根拠もなくナンピン買いするべきではありませんし、必ず損切りの基準も設けて行いましょう。

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