状況別のコインチェックの手数料まとめと手数料を抑えるコツ

コインチェックで取引をするにあたって、いくつかの手数料が発生してきます。賢く取引を進めていくためにも手数料の存在は無視できません。今回は、状況ごとに発生してくる手数料の一覧と、手数料を抑える秘訣をご紹介していきます。

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状況別|コインチェックの手数料一覧

それでは、さっそくコインチェックでそれぞれの手続きをしていくと思いますが、その際に発生してくる手数料についてご説明していきます。コインチェックで手数料が発生してくるケースは以下の通りです。

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 取引所手数料
  • 送金手数料
  • 借入手数料
  • スワップ手数料

このように、手数料と言っても状況によって様々な種類の手数料がありますので、それぞれ説明していきましょう。

入金手数料

まず、コインチェックで仮想通貨を購入するには、コインチェック内に日本円を入金しないといけません。コインチェックに日本円を入金する際に発生する手数料が『入金手数料』です。

入金の方法は4つあり、入金方法によって手数料が変わります。

銀行振込 無料(振込手数料は発生)
USドル入金 25USドル(振込手数料も発生)
コンビニ入金

クイック入金

~3万円の入金 756円
3~50万円の入金 1,000円
50万円~の入金 入金額×0.108%+486円

入金方法について詳しくは以下のコラムをご覧ください。

コインチェックの入金方法4パターンとそれぞれの手数料

2018年1月25日

仮想通貨入金手数料

通常 無料
高速(ビットコインのみ) 0.02BTC

また、コインチェックでは仮想通貨を入金することも可能です。仮想通貨を入金した場合は上のような手数料がかかります。ビットコインのみ高速入金が可能ですが、かなり手数料が高いですね。ビットコインの価格変動で変わる可能性はありますが、利用する際は手数料に気を付けてください。

出金手数料

コインチェック内で仮想通貨を売却して日本円に換えたのであれば、それを出金して現金として使えるようにします。コインチェックではUSドル出金も可能ですが手数料が高いです。

日本円出金 400円
USドル出金 2,500円

出金については以下のコラムをご覧ください。

コインチェックの出金の手順と手数料・スピード比較

2018年1月25日

取引所手数料

コインチェックでの仮想通貨の買い方2種類あって、『両替としてコインを買う方法』と『取引所でコインを買う方法』があります。

両替でコインを買う

両替でコインを買う場合、上のリンクから購入ページに移りますが、この場合手数料はかかりません。ただ、この時に買値と売値に差が生まれます(スプレッド)から、それが手数料の代わりになってきます。

取引所でコインを買う

取引所でコインを買うことも可能です。この場合、さらに2種類の買い方があって、それぞれ手数料がかかります(現在は手数料がかからないキャンペーン中のようです)。

Taker手数料 0.000%
Maker手数料 0.000%

取引所には上のような売り板・買い板があります。この場合、「291,500円で買う」と言えばすぐに買うことができます。「291,500円で売る」と言っている人がいるからです(一番上)。これがTakerです。

そして、「290,000円で買う」と注文をすることをMakerと言います。この場合、「290,000円で売る」という人が現れるのを待たなくてはなりません。

仮想通貨を売り買いする時にもそれぞれの手数料やスプレッドが生じてきますので、それをきちんと頭に入れて取引をしましょう。スプレッドについては後述していきます。

送金手数料

コインチェック内にある仮想通貨を他のウォレットなどに送金する場合、手数料が発生します。手数料は以下の通りです。

コインの種類 手数料 日本円換算(2017/06)
BTC(ビットコイン) 0.0005BTC 約145円
ETH(イーサリアム) 0.01ETH 約400円
ETC(イーサリアムクラシック) 0.01ETC 約25円
REP(オーガー) 0.01REP 約35円
XRP(リップル) 0.15XRP 約4.5円
LSK(リスク) 0.1LSK 約35円
FCT(ファクトム) 0.1FCT 約400円

それぞれの仮想通貨の単位によって手数料が決められていますので、価格の変動によって手数料も変わりますが、日本円にするとおおむね数百円といったところでしょう。

借入手数料

コインチェックでは、ビットコインの借り入れをすることもできますが、その場合の手数料(利息)が発生します。

ビットコイン借入 0.05%/日

上のようになっていますが、年利に直すと18.25%となります。消費者金融の年利の最大値がこれくらいなのでなかなか高いかなという印象です。また、2017年6月現在の新規借り入れは中止になっています。

スワップ手数料

コインチェックでレバレッジ取引を行った場合の手数料です。ロング(買い)とショート(売り)で手数料が違います。

ロングポジション

ショートポジション
新規約定時 取引約定金額(円)×0.04% 取引約定量(BTC)×0.05%
繰り越し時(新規約定時から24時間ごと)
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コインチェックの売買手数料(スプレッド)について

コインチェックに限りませんが、取引所で仮想通貨を売買する際に、買値と売値の差額が生じてきます。これをスプレッドと言います。

コインチェック側は仮想通貨を安く買って高く売っているわけです。これがコインチェックの利益のひとつになるのですが、相対的に利用者は仮想通貨を高く買って安く売ることになります。

このスプレッドを理解したうえで売買を行わないことには利用者はいつまで経ってもプラスに持っていくことができません(売買をほとんどせずに長期保有する場合は別ですが)。売買を繰り返すだけで損することも十分に考えられてしまいます。

コインチェックのスプレッド一覧(2017年6月20日時点)

コインチェックでの売買差額は以上のようになっていました。このスプレッドは仮想通貨の値動きによって多少の変動がありますが、ご覧の通り、ビットコインで1%程度、その他のアルトコインでは5.5~6%程の差分が出ていることが分かりますね。

これだけではちょっとイメージしにくいかもしれませんので、仮に10万円で仮想通貨を買ってすぐに売ったとしましょう。ビットコインの場合、すぐに買って売っただけでも1,180円がスプレッドでマイナスになります。

イーサリアムの場合、5,510円がマイナスです。このように仮想通貨を買った時点でマイナススタートとなっているのです。その後、マイナスになった分だけの価格が上がらなければ利益を出すことはできません。

スプレッドを十分考えてコインを買おう

1日の価格変動を表したものが上の図になります。リップルやリスク、ジーキャッシュは5%以上の値上がりを見せていますが、もちろんこれが次の日も続くとは限りません。マイナスになることも十分に考えられるでしょう。

また、他の投資商品である投資信託や不動産投資では利回り5%の金融商品と言えばなかなかリターンも高いミドルリターンの商品だと言えるでしょう。つまり、仮想通貨への投資はハイリスクハイリターンであると言っていいでしょう。

5月ごろにどの仮想通貨もグングン値上がりを見せていた時期は、スプレッドなど気にしなくてもコインの価格自体が上がっていっていたのですが、現在はある程度の落ち着きを見せています。ですので、このスプレッドも十分考えたうえでどの仮想通貨をどの期間持つのかを考える必要性が高まってきています。

コインチェックの購入から売却までの手数料シミュレーション

いかがでしょうか。以上がコインチェックで関わってくる手数料のすべてです。では、実際にコインチェックに現金(預金)を入金してそれを売却するまでの一連の流れでいくらほどの手数料が発生するのかをシミュレーションしてみましょう。

※仮想通貨の価格は上の値段を使い、値動きはいったん無視します

10万円でビットコインを購入・売却した場合

手数料/価格 残金
①     10万円を銀行振込 銀行手数料:432円(相場) 99,568円
②     ビットコインを購入 1BTC=293,629円 約0.3390BTC
③     ビットコインを売却 1BTC=290,155円 約98,389円
④     日本円を出金 出金手数料:400円 約97,989円
差額 -2,011円 -2.01%

このように、普通に入金して購入するだけでも10万円の約2%にあたる約2,000円が手数料やスプレッドとしてかかってくることが分かりますね。

1万円でイーサリアムを購入・売却した場合

手数料/価格 残金
①     1万円を銀行振込 振込手数料:270円(相場) 9,730円
②     イーサリアムを購入 1ETH=41,516円 約0.2343ETH
③     イーサリアムを売却 1ETH=39,284円 約9,206円
④     日本円を出金 出金手数料:400円 約8,806円
差額 -1,194円 -11.94%

1万円の投資額に対して、なんと約12%に当たる約1,200円が手数料などにかかってしまっています。アルトコインのスプレッドが高いことと、手数料が日本円で固定されているので、手数料の割合も大きくなっていることが要因です。

10万円をコンビニ入金からイーサリアムを購入・売却した場合

手数料/価格 残金
①       10万円をコンビニ入金 入金手数料:1,000円 99,000円
②       イーサリアムを購入 1ETH=41,516円 約2.3846ETH
③       イーサリアムを売却 1ETH=39,284円 約93,677円
④       日本円を出金 出金手数料:400円 約93,277円
差額 -6,723円 -6.72%

10万円の7%近い約6,723円が手数料などで減ってしまいます。

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手数料を抑える3つのコツ

このように、投資額にもよりますが、投資額の約2~10%程度が手数料などとしてかかってくることが考えられます。賢く運用していくためにも、この手数料をいかにして抑えるかを考えていきましょう。

余計なことをしない

入金・購入・売却・出金など事あるごとに手数料が発生してきます。手数料を抑える第1のポイントは余計なことをしないことです。例えば、自分が持っている仮想通貨以外のコインが値上がりを見せると、目移りして保有する仮想通貨を売却して狙っているコインを買う人もいるでしょう。

しかし、そのたびにスプレッドが発生していることをお忘れなく。結局、その一時的に値上がりを見せたコインの価格が元に戻ってしまえばマイナスだけが増えたことになります。

投資の失敗要因として挙げられるものが、値動きに一喜一憂してしまい、余計なことをして失敗してしまうということがあります。目先の値動きに惑わされず、基本的に長い目で保有することを目的としておくことで、余計な手数料が発生することを防ぎます。

一度に動かすお金は大きく

コインチェックの出金手数料は1回400円でしたが、例えば同じ10万円を出金する場合、10万円を1回で出金することと、1万円ずつ合計10回出金するのでは出金手数料が10倍違うということは分かりますよね。

思い切りがつかない方は、ちょっとずつちょっとずつ取引をしたりしますが、あまり小刻みにやりすぎると手数料のウェイトも上がってしまいます。投資する金額がもともと決まっているのであれば一度に大きく動かすようにしましょう。

かといって、無理に高額な資金を投じろと言っているわけではありません。投資はあくまでも普通に生活を送っていくうえで余っている余剰金で行うようにしましょう。

他の取引所とも比較をする

コインチェックの手数料は今回ご紹介した通りですが、日本国内にも仮想通貨の取引所はいくつも存在します。どうしても手数料が気になるのでしたら、手数料を比較検討して、手数料が安い取引所に乗り換えてもいいかもしれません。

また、仮想通貨の世界はまだまだ動きが速い分野ですから、定期的に手数料なども見直していきましょう。代表的な取引所との手数料比較は次の項目でご紹介します。

他の取引所との手数料を比較

仮想通貨の取引所はコインチェックだけではありません。国内の代表的な取引所と手数料を比較してみましょう。『ビットフライヤー』と『Zaif』の代表的な手数料を比較してみましょう。

ビットフライヤーの手数料 アイキャッチ

ビットフライヤーの手数料・スプレッドまとめと高い手数料を抑えるコツ

2018年6月7日
Zaif 手数料 アイキャッチ

Zaifの手数料まとめ|状況別に発生する手数料と手数料を抑えるポイント

2018年6月30日

入出金手数料

≪コインチェック≫

銀行振込 無料(振込手数料は発生)
USドル入金 25USドル(振込手数料も発生)
コンビニ入金

クイック入金

~3万円の入金 756円
3~50万円の入金 1,000円
50万円~の入金 入金額×0.108%+486円

≪ビットフライヤー≫

銀行振込 無料
クイック入金 324円

≪Zaif≫

銀行振込やコンビニ決済でかかる手数料のみ

入金手数料だけでみれば、Zaifに軍配が上がります。クイック入金ではビットフライヤーの手数料も安いですね。コインチェックの入金手数料には割高感があります。

出金手数料

≪コインチェック≫

日本円出金 400円
USドル出金 2,500円

≪ビットフライヤー≫

3万円未満の出金 3万円以上の出金
三井住友銀行の場合 216円(税込) 432円(税込)
三井住友銀行以外の場合 540円(税込) 756円(税込)

≪Zaif≫

50万円未満の出金 350円
50万円以上の出金 756円

出金手数料についてはそこまで大きな違いが無い印象です。出金額に応じてビットフライヤーやZaifの手数料は上がっていますね。

取引手数料

≪コインチェック≫

Taker手数料 0.000%
Maker手数料 0.000%

≪ビットフライヤー≫

1か月の取引量 手数料
10万円未満 0.15%
10~20万円未満 0.14%
20~50万円未満 0.13%
50~100万円未満 0.12%
100~200万円未満 0.11%
200~500万円未満 0.10%
500~1,000万円未満 0.09%
1,000~2,000万円未満 0.07%
2,000~5,000万円未満 0.05%
5,000万円~1億円未満 0.03%
1~5億円未満 0.02%
5億円以上 0.01%

≪Zaif≫

Taker手数料 -0.01%
Maker手数料 -0.01%

取引手数料には各取引所の明暗が分かれましたね。特にZaifは取引手数料がマイナスになっています。これは、取引をすればするほど資金が増えるということになります。ただ、パーセンテージが少ないので微々たるものではありますが。

スプレッド

≪コインチェック≫

≪ビットフライヤー≫

※調査したタイミングが違うので価格が若干違います。

≪Zaif≫

※調査したタイミングが違うので価格が若干違います。

このようにビットフライヤーのスプレッドが倍近く高いことが分かります。テレビCMを放映していることや会社規模の大きさからビットフライヤーには安心感がありますが、スプレッドの大きさに少し目が行きます。※調査したタイミングが違うので価格が若干違います。

取引所手数料比較まとめ

  コインチェック ビットフライヤー Zaif
入金手数料
出金手数料
取引所手数料
スプレッド ×

手数料の安さでみればZaifが一歩リードといったところでしょうか。手数料を抑えるには、手数料が低い取引所を選ぶべきでしょうが、他にも使いやすさや取り扱いコインの種類、サポート体制など取引所を選ぶ項目はいくつもあります。まだ取引所への登録がまだの方は、それらも比較しながら自分に合った取引所を選びましょう。

【関連記事】
コインチェックとほかの取引所との比較

まとめ

いかがでしょうか。コインチェックの手数料のすべてがお分かりいただけましたか?

今回ご説明した手数料を十分に頭に置いたうえで賢く仮想通貨の取引を行っていきましょう。

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