ファクトム(Factom)の特徴とチャート|世の中を変えるプロジェクトだけど…

ファクトム(Factom)は、2015年に公開されたプラットホームで、ファクトイド(Factoid)という名の仮想通貨を使います。「事実」を意味する「Fact」からきており、その名の通り事実を認証することを目的に作られています。

ファクトムの現在価格と特徴(2018年5月時点)

  • 時価総額:第97位
  • 時価総額:約160億円
  • 通貨単位:FCT
  • 1FCT=1,800円前後

参考:「CryptoCurrency Market Capitalizations

1,000以上もある仮想通貨の中でも100位以内に入ってきているファクトム。国内取引所のコインチェックでの取り扱いもあるため知っている方も多いでしょう。

取り引きの記録を高い自由度で残せるところがファクトムの大きな特徴ですが、実際にファクトムにはどのような仕組みになっているのでしょうか。

今回はファクトムの特徴や仕組み、これまでの価格の推移と今後の予想について解説していきたいと思います。

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ファクトムの特徴

それでは、実際にファクトムはどのような仮想通貨でしょうか。こちらではファクトムの特徴についてご説明していきます。

実はファクトムはプラットフォームの名前

まず、あらかじめ言っておきますと、実はファクトム(Factom)は仮想通貨そのものの名前ではなく、プラットフォーム(ソフトウェアを動作させるための土台)の名称なんです。

そして、そのファクトムで使われる仮想通貨のことをファクトイド(Factoid)と言います。通貨単位は上記でもお伝えしたように『FCT』なので、一般的に仮想通貨としてFactom(FCT)と呼ばれています。ちょっと紛らわしいですね。

ビットコインの進化形

ファクトムはビットコインの仕組みをベースに使われています。このような仮想通貨を『ビットコイン2.0』とも呼びますが、要するにビットコインのシステムを利用して、どこか一部を特化させたり、ビットコインの短所を補った仮想通貨ということです。

ファクトムもこのビットコイン2.0に当てはまりますが、どのような部分に特徴があるのでしょうか?次の項目でご説明していきます。

データの公平性を担保する

冒頭でもお伝えしたように、ファクトムの由来は『Fact=事実』です。データの記録を提供することで公平性を保つ役割を担っているのです。国や銀行などが公平性を担保していた情報の取り扱いをファクトムが代わりに行うこともできます。

ファクトムは、正確で、改変不可能で、第三者が検証可能な、データの記録を提供します。

引用:「factom

これによって何が起きるかというと、今まで監査やデータ記録など人の手でやっていたことをファクトムが解決してくれるので、大幅な人件費の削減が望めるのです。さらに砕いて言えば、それまで契約書などの書類で公証人などの証明が必要なものもありましたが、

それら公証人に証明してもらう必要性がなくなるということです。

ファクトムによる記録は、これを解決します。複雑であった、データの記録、保護、監査、コンプライアンスへの対応などを、簡単にして、コストを削減します。

引用:「factom

住宅ローンのやり取りを仮想通貨で記録するプロジェクト

ファクトムが掲げるプロジェクトに『ファクトムハーモニー』というものがあります。簡単に言うと、アメリカ住宅ローン市場での第三者(金融機関や不動産)を挟んだやり取りを仮想通貨で記録してしまおうというプロジェクトです。

市場も大きく、第三者を挟むことを省くことで仲介手数料などのコストを大幅に削減できるとして注目を受けていたプロジェクトです。

“受けていた”と過去形なのは、あとで触れますが、開発スピードが遅く他の仮想通貨に先を越されつつあることろがあることです。

ファクトムの発行元が存在

ビットコインがP2Pのネットワークによって利用者みんなの手によって運営されていることに対して、ファクトムには運営元が明確に決まっています。

運営が決まっていないビットコインには誰かに制限を受けることがないという魅力もありますが、裏を返せば誰かが責任をもって動いているわけではないので、少し不安になる部分があったのかもしれません。運営がいることで安心できる人がいることもまた事実です。

開発スピードが遅い?

ファクトムのプロジェクトが発足したのは2015年のことです。

それから3年が経っていますが、プロジェクトがなかなか実用化されず開発スピードが遅いという声を聞くようになりました。

実際にファクトムがやろうとしていることは他の仮想通貨やプロジェクト(例えばNEMなど)でも実現可能で、先を越されている印象です。

時価総額も以前は30番前後にありましたが、今は100番目くらいにまで下がってしまいました。

また、ファクトムを保管しておくウォレットが不十分ということも投資家が大きな金額を投じにくい要因になっているかと思います。

Enterprise Walletというものが有るには有るのですが、使い方が非常に難しく普通の方では使うことすらままならないと思います…。

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ファクトムの現在価格とチャート

こちらでは、ファクトムの価格とこれまでのチャートを振り返ってみましょう。

ファクトムの現在の価格

冒頭でもご説明しましたが、ファクトムの現在の価格は以下のようになっています。

ファクトムの現在価格と特徴(2018年5月時点)

  • 時価総額:第97位
  • 時価総額:約180億円
  • 通貨単位:FCT
  • 1FCT=1,800円前後

特徴のところで説明しましたが、これまで第三者を挟んでいた取り引きを仮想通貨(ブロックチェーン技術)でことを目的としたファクトム。

しかし、開発スピードの遅さなどから他の仮想通貨に遅れを取っている印象です。とは言え、元々注目されていたり、取り扱っている取引所もいくつかあることからある程度の価格は維持しています。

ファクトムのチャート|2017年後半~2018年前半

ファクトム チャート 後半

こちらは、2017年7月から2018年5月にかけてのファクトムのチャートです。12~1月ごとに高騰していますが、これは特にファクトムに目立ったニュースがあったわけではなく、ビットコインに続き他のアルトコインも軒並み高騰したため、それに引っ張られる形で高騰したのだと考えられます。

その後、暴落するチャートの形も他の多くの意仮想通貨と共通していますね。

問題なのは、特に目立ったニュースが見当たらなかったこと。上でもお伝えしましたが、開発スピードが遅く、このままファクトムが注目を受けずに他のマイナーなコインに埋もれてしまう可能性すらあります。

ファクトムのチャート|2017年前半

上の図はファクトのチャートです。もともと1FCT=300円程度を推移していましたが、2017年3月ごろから徐々に価格を上げていき、2017年5月には1FCT=1,000円を突破、さらにその後わずか1か月で1FCT=4,000円も突破します。

その後も大きく値動きが続いていますが、この1か月でも約4倍。ここ1年で10倍以上にも価格が上がったことになっています。

ファクトムが買える取引所

我々一般の人がファクトムを購入するとなると、仮想通貨の取引所から購入することがほとんどになるでしょう。※以前は、「ファクトム公式」でも購入者を募集制定ましたが、2015年5月に終了しています。

それでは、ファクトムが購入できる取引所を3つご紹介していきましょう。

Coincheck(コインチェック)

2018年5月現在、日本国内の取引所でファクトムを公式に取り扱っている取引所はCoincheckのみです。コインチェックのサイトやアプリは非常に見やすく使いやすく、他の国内取引所に比べてみても取扱所コインの種類が豊富なので登録がまだでしたらおすすめです。

※コインチェックでは現在新規登録に制限がされています。

Poloniex(ポロニエックス)

Poloniexは、世界最大級の仮想通貨取引所です。取り扱いがある仮想通貨の種類も豊富ですし、手数料やスプレッドが国内の取引所に比べて格段に安いことが魅力です。しかし残念ながら、日本語対応がしていないこともあって操作するのに苦戦してしまうでしょう。

コインチェックで仮想通貨の売買に慣れてきたら、新たな取引所として検討してみるスタンスでいかなと思っています。
https://poloniex.com/

Bittrex(ビットトレックス)

Bittrexもアメリカにある仮想通貨取引所です。日本国内ではまだまだ取り扱っていないアルトコインが取り扱っているところも魅力的なのですが、やはりこちらも操作に苦戦してしまいます。慣れてきた人向けですね。
https://bittrex.com/

まとめ|ファクトムの今後

いかがでしょうか。

ファクトムの最大の特徴は、情報の公平性を担保することです。これによって、今まで人の手で認証・証明していた情報をファクトムを介して行うこともできます。もし、ファクトムが普及してきたのであれば、FCTの価値も上がっていくことは十分に予想できます。

しかし、開発速度が遅く他の仮想通貨に置いていかれている印象です…。

実現が可能となれば、今までの情報の照明の在り方をガラリと変えるシステムであることには違いないでしょう。今後の動向も含め、注目していきたいと思います。

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