コインチェック(Coincheck)とは、日本国内にある仮想通貨の取引所のことで、
- 圧倒的な使いやすさ
- 取り扱い通貨の数が豊富
この2点が特に魅力な取引所です。
今回は、そんなコインチェックの概要や特徴、使い方から取り扱い通貨の説明まで徹底的に解説していきます。コインチェックを登録していない方は、利用するかどうかの判断基準に、すでにコインチェックを利用中の方は新しい発見のためにお役立ていただければと思います。
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目次
コインチェックとは|会社概要と評判
まずはじめに、コインチェックがいつ頃誕生して、運営している会社はどのような状況なのかを知っておきましょう。利用するにあたって、これまでの出来事や会社の状況などは重要ですからね。
コインチェックの会社概要
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿西2丁目7−3 いちご恵比寿西ビル4F
代表 : 代表取締役 和田 晃一良
設立 : 2012年8月28日
社員数 : 40名(2017年5月末時点)
資本金 : 9,200万円
参考 : http://corporate.coincheck.com/
コインチェックの運営会社は、『コインチェック株式会社』で、2012年の8月に誕生したばかりの若い会社だと言っていいでしょう。注目すべき点は、代表取締役の和田 晃一良氏。非常に若くてなんと1990年生まれの若干27歳。
会社全体の平均年齢も28歳と非常に若い会社だということが分かります。これを「未熟だ」と感じるか「勢いがある」と感じるかは人それぞれですが、まだまだ先行き不明だった仮想通貨の世界に参入し、こうやって取引所のサービスを多くの人に提供していることは十分に素晴らしいことだと考えます。
コインチェックのこれまで
「新たなテクノロジーで、世界中の人々をもっと豊かに」という理念のもとに2014年8月に仮想通貨の取引所の「Coincheck」が公開されました。また、ビットコイン決済サービスの「Coincheck Payment」も手掛け、日本だけでなく海外にも多く展開しています。
2017年には「Airレジ」との連携も開始し、今後さらに国内でもビットコイン決済ができるサービスが増えていくことが予想されます。
〇会社の歴史
コインチェックの運営会社の創立は2012年の8月で当初は「レジュプレス株式会社」という名前でした。創立時には仮想通貨の分野に進出はしていませんでした。『STORYS.JP』という、様々な職業の人達それぞれのストーリーを掲載するサイトを運営していました。
有村架純が主演の「ビリギャル」をご存知の方も多いでしょうが、STORYS.JPに投稿された内容を基に作られています。
〇利用者の数
コインチェックの利用者数については、正確なデータは見つかりませんでしたが、2017年1月10日に放送されたテレビ東京の『ワールドビジネスサテライト(WBS)』によると、6万9,000人と言及していました。
しかし、その後4月には仮想通貨に関する法改正も行われ、国から通貨として認められる動きがしたり、消費税の非課税化などもあり、そもそもの仮想通貨の価格も軒並み倍増していることから利用者も大幅に増加していることは十分に考えられます。
〇コインチェックでのビットコイン高騰とサーバーダウン
コインチェックを多くの人が知るきっかけになった出来事に、コインチェックで取り扱っているビットコインの価格が一気に1BTC=100万円近くにまで高騰するバグが発生し、その後5時間程度のサーバーダウンを起こしてしまうという“事件”があります。
現在障害発生に伴い、関連するサーバーを一時停止する措置を取り、入出金・売買を停止しております。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年5月9日
サーバーダウンをしている間は、コインチェック内に入れている資産が『NO DATE』と表示されていたので、資産をコインチェック内に入れていた人は居ても立っても居られない状況だったでしょう。上のTwitterのコメント欄を見てみてもかなり混乱しているのが分かります。
その後、約5時間で取引は再開しました。この事件によって、リスク分散のために他の取引所に移行する人が出てきたり、反対にコインチェックを知るきっかけになったりと様々な見解がありますが、その後は普通に取引をできるようになって、著者としては迅速に対処してくれたのではと思っています。
コインチェックの評判
これらを踏まえて、コインチェックの評判をまとめた記事を書きました。興味がある方はご覧ください。
〇良い評判
良い評判をまとめると以下のような内容が多くありました。
- 見やすいUI
- アプリが使いやすい
- 取り扱い通貨が豊富
〇悪い評判
一方、コインチェックに対する悪い評判は以下のようなものが多かったです。
- 手数料やスプレッドが高い
- セキュリティ面に不安
- 対応が遅め
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コインチェックの強みと弱み
上でお伝えした評判をもう少し掘り下げて、少し著者の主観も入ってしまいますが、なるべく数字を用いりながらコインチェックの良い所と悪い所をご紹介していきたいと思います。
コインチェックの良い所
〇圧倒的な使いやすさ
まず、コインチェックの特徴を周りの人に伝える時は第一に使いやすさを挙げます。とにかく使いやすいです。これまでFXなども含め通貨の取引をしたことが無い方でも簡単に操作できるでしょう。
特に、スマートフォンアプリをインストールすることで、日常的も簡単にチャートを見ることができます。
また、6月の終わりにあったコインチェックアプリのアップデートも使いやすさをさらに向上させる非常に素晴らしいものでした。

スマートフォンのウィジェットに上のように取り扱い通貨の価格と前日との増減率が簡単に分かるようになりました。
〇取り扱い通貨が豊富
取り扱い通貨の種類の豊富さもコインチェックの魅力です。詳しくは後述しますが、コインチェックで取り扱っている仮想通貨の種類は12種類。ビットフライヤーで2種類。Zaifも主要通貨は3種類。他の国内取引所でもほとんどがビットコイン+αです。
アメリカから日本に進出してきたクラーケンも取り扱い通貨は多いのですが、日本円で購入できる仮想通貨の種類にも限りがあります(一度ビットコインを買って他の通貨へ変える形)。日本円で仮想通貨を買うのであればコインチェックが頭一つ出ていると言えます。
〇手数料などもそこまで高くない
手数料をについては「ちょっと高い」とい声が多かったのですが、国内主要の取引所と比較してもさほど差がありませんでした。コインチェックの手数料についても後述で詳しく説明しますね。
コインチェックの悪い所
〇海外の取引所に比べると引けを劣る
取り扱い通貨の種類については国内ではコインチェックが頭一つ出ていますが、海外の取引所では、数多くの仮想通貨が取引されています(良いコインも価値が微妙なコインも)。また、手数料やスプレッドで見てみても海外にはかなり低いものもあります。この二つは海外に引けを劣る印象ですね。
XRP/BTC
至極当たり前のことなんだけど、Poloの今のスプレッドは0.15%弱。
コインチェックは4.5%。30倍くらいの差。凄くわかりやすくいうと、コインチェックでトレードやると10往復ちょいで資産が1/3になる。 pic.twitter.com/6hSvh1qkSX
— Terunet (@TERUNET_XRP) 2017年5月30日
世界最大級の仮想通貨取引所に『Poloniex(ポロニエックス)』があり、よく海外の取引所として紹介しているのですが、コインチェックで取り扱っている通貨もほとんど網羅していますね。
もちろん、日本語未対応なので、使いやすさで言えば確実にコインチェックの方が上です。コインチェックで仮想通貨の取引に慣れて来たら、一部を海外の取引所で運用していってもいいのではないかと思います。
〇対応が少し遅め
こちらは、著者の要望も込めて書きますが、コインチェックの対応は少し遅いかなという印象です。以前、コインチェックの承認がなかなかされなくて、一度メール問い合わせをしたのですが(電話での問い合わせは受け付けていいません)、返信にまで2週間ほどかかっていました。
また、クイック入金などのスピード対応が必要なサービスもよく一時停止していたりしますね。利用者が増えてサポートにまで十分に手が回っていない印象を受けました。
使いやすさやコインの種類に関しては申し分ないので、今後、即日対応や電話対応などのサポート体制を充実させていただければ、さらに素晴らしい取引所に進化してくれると期待をしています。
他の取引所と比較
それでは、ここまで紹介したコインチェックの特徴と代表的な国内取引所を比較してみましょう。手数料に関しては、こちらでは簡単にしか説明しません。後半で第二弾の手数料比較をしたいと思います。
コインチェック | ビットフライヤー | ザイフ | クラーケン | |
信頼度 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
手数料 | 〇 | △ | ◎ | 〇 |
コインの種類 | ◎ | △ | 〇 | ◎ |
使いやすさや | ◎ | ◎ | △ | △ |
〇ビットフライヤー
テレビCMも放映されて認知度も高いビットフライヤー。
資本金 | |
コインチェック | 9,200万円 |
bitFlyer | 41億238万円 |
会社規模でいうと圧倒的にビットフライヤーが大きいので、安心感を持てると言えるでしょう。著者はビットフライヤーでも仮想通貨を保有していますが、コインチェックに負けず劣らず使いやすいですね。
取り扱いコインはビットコインとイーサリアムのみで、コインチェックを利用した後だと寂しく感じます。また、スプレッドもコインチェックの倍近くあるので、ビットコインとイーサリアムの長期保有目的で利用しています。
〇Zaif
大阪にあるテックビューロという会社が運営するZaif。
資本金 | |
コインチェック | 9,200万円 |
テックビューロ | 8億3,013万円 |
コチラも2014年に誕生したまだまだ若い会社です。Zaifはセキュリティに力を入れており、手数料の安さも特徴です。ビットコイン取引に対してマイナス手数料を導入しており、要は取引をすればするほどビットコインが増える仕組みです。取り扱い通貨は、ビットコイン・モナコイン・ネムの3種類。
一方で、コインチェックに比べると随分使いにくい印象を受けました。マイナス手数料とモナコインの取り扱いが魅力なので、コインチェックで仮想通貨の取引に慣れてきたのであれば、資産の一部をZaifに分散させてみてもおもしろいかと思います。
〇クラーケン
クラーケンは、アメリカで誕生して日本に進出してきた仮想通貨取引所です。ヨーロッパでは多く利用されています。海外通貨との相性が良い所がポイントで、日本円で直接購入できなくてもUSドルやユーロでなら購入できる仮想通貨も多いです。
取り扱い通貨は、
- ビットコイン
- イーサリアム
- イーサリアムクラシック
- ダオ
- ライトコイン
- リップル
- ドージコイン
- ステラ
- ネームコイン
です。クラーケンもコインチェックで慣れてきた人向けといったところでしょうか。
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コインチェックの取り扱い通貨と特徴
コインチェックで取り扱っている仮想通貨の種類は全12種類(2017年7月時点)。以下の仮想通貨です。
ビットコイン | イーサリアム | イーサリアムクラシック |
リスク | ファクトム | モネロ |
オーガー | リップル | ジーキャッシュ |
ネム | ライトコイン | ダッシュ |
こちらの項目では、コインチェックで取り扱っている仮想通貨の簡単な説明をしていきます。別記事でも詳しく説明していますので、気になる仮想通貨についてはお時間がある時にご覧ください。
ビットコイン(BTC)
ご存知、仮想通貨の代名詞と言ってもよいビットコイン。コインチェック以外の取引所でもほとんど購入できますので、わざわざここでは詳しく説明しませんが、ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)の値動きもビットコインに大きく影響を受けますし、現状実店舗や送金などで利用できるのもビットコインが大半を占めます。
また、ビットコインを持っておくことで、日本円をわざわざ海外通貨に両替せずに海外の取引所をスムーズに利用できるなどのメリットもあります。値動き自体はある程度落ち着きを見せましたが、持っておくメリットは数多くありますので、保有する通貨の一部をビットコインにするのもアリですね。
イーサリアム(ETH)
ビットコインの対抗馬として、時価総額を追い抜こうという勢いを見せるのがイーサリアム。「契約に使える仮想通貨」として実用性も兼ね備え、JPモルガンやロックフェラー系の投資銀行のバックアップもされています。
国内の取引所でもビットフライヤーやクラーケンでも取り扱っていますので、ビットコイン以外にもさらには取引所のリスク分散の目的でイーサリアムを保有しても良いですね。最近の傾向では、イーサリアムの値動きが他のコインにも影響を及ぼしているようにも感じられます。
イーサリアムクラシック(ETC)
ハッキングによってイーサリアムが盗まれたことをきっかけに誕生した通貨がイーサリアムクラシック。ハッキング事件を受けてイーサリアムはハードフォークを行いましたが、その時に批判も受け「誰にもコントロールされないイーサリアム」としてイーサリアムが誕生しました。
リスク(LISK)
開発言語にJavaScriptを使われるなど、非常に柔軟性が高い仮想通貨Lisk。既存のサービスとも関連付けやすいとして注目を集めています。
ファクトム(FCT)
イーサリアムが契約に使える仮想通貨でしたが、ファクトムも情報を公平に記録できる仮想通貨です。ファクトムにより、監査やデータなどの記録を人の手を介せずに行うことも期待できます。
モネロ(XMR)
モネロの特徴は、その匿名性の高さです。しかし、匿名性が高いが故にブラックマーケットやマネーロンダリングなどの裏金に利用されることも懸念されています。
オーガー(REP)
オーガーは、賭け事を仮想通貨で行うことができるプラットフォームです。賭け事というと良い印象が無いかもしれませんが、経済活動の一つであることは否めなく、その仕組みは保険にも応用が効きます。
リップル(XRP)
リップルは、様々な通貨との取引が可能になる簡単に言うと両替のための仮想通貨です。そこに目を付けたのが、東京三菱UFJなどの大手銀行でした。銀行に認められたということは、通貨としても認められたことと同義で一気に価格が高騰し、注目を集めました。
さらに、リップル社が自社で持つリップルをロックアップ(預託)すると発表したことも追い風になりました。ビットコイン一強だった仮想通貨の中にイーサリアムと共に入り込んできたリップルには今後も期待です。
ジーキャッシュ(ZEC)
ジーキャッシュも非常に秘匿性の高い仮想通貨です。仕組み自体はビットコインを基に開発されましたので、似ている部分も多いのですが、ビットコインのデメリットでもあった取引などの情報を隠すことができるところが大きなポイントです。
ネム(XEM)
ネムは一部の採掘者に報酬が偏らないようにあらかじめ投資家たちに均等に配られた仮想通貨です。コインチェックでも取り扱っていますが、Zaifを運営するテックビューロが大きくプロジェクトにかかわっていますので、ネムに興味がある方はぜひZaifにも登録してあげてください。
ライトコイン(LTC)
「ビットコインが金ならば、ライトコインは銀だ」という目的で開発された仮想通貨です。基本的な作りはビットコインと同じく、発行枚数の多さやマイニングのしやすさ、承認スピードの速さなどが特徴として挙げられます。
ダッシュ(DASH)
DASHは、その名の通り承認スピードに特徴がある仮想通貨です。ビットコインでは10分かかる認証時間がなんと4秒というスピード決済です。また、ジーキャッシュやモネロのように匿名性が高いところも特徴として挙げられます。
コインチェックに登録してから仮想通貨を買うまでの流れ
いかがでしょうか?何か気になる仮想通貨はありましたか?仮想通貨を手に入れるには取引所に登録して購入することが一般的な方法です。こちらでは、コインチェックに登録してから仮想通貨を購入するまでの一連の流れをお伝えします。
覚えておくことは簡単
- まずは登録を完了させる
- 現金(法定通貨)を入金する
- 仮想通貨を購入する
- 仮想通貨を売却する
- 現金として出金する
です。他にも日々のチャートのチェックの仕方などのコインチェックの使い方についてご説明します。
登録は超簡単
コインチェックを利用するには、コインチェクに登録しなければなりませんが、それはもう登録はめちゃくちゃ簡単です。どんなに機械音痴の人でもおそらく数分あれば登録完了してしまうと思います。
全体的な流れとしては
- メールアドレス・パスワードの入力
- メールを受信
- メールに添付されたURLからアクセス
- 登録完了!
以上です。非常に簡単ですね。下のリンクから登録画面に飛びますので実際にやってみてください。
本人確認の提出
コインチェックに登録しただけでもチャートを見ることはできますが、これでは仮想通貨を購入できませんので本人確認まで完了させてください。詳しくは下のリンク先でお伝えしていますが、特に難しいことはありません。
ただ、一点少し手間がかかることが、本人確認完了のハガキを受け取ることです。仮想通貨に関する法律が定められましたので、取引所への登録にハガキによる認証作業が入ります。コインチェックのサイト上で個人情報を提出し、最後に提出した住所に送られてきたハガキを受け取って本人確認が完了します。
日本円を入金
ハガキを受け取ったら現金を入金しましょう。入金方法は
- 銀行振込
- USドル入金
- コンビニ入金
- クイック入金
の4種類あります。やりやすい方法と手数料を見ながらコインチェックの中に現金を入れましょう(投資はあくまでも余剰金で行いましょう!)。
アプリを入手すべし
コインチェックの特徴の一つに「使いやすい見やすい」を挙げましたが、その特徴を十二分に発揮させるためにもぜひともコインチェックのアプリをスマートフォンにインストールしておきましょう。
特に難しいこともありませんので、こちらでは細かい説明は省きます。気になる方は以下の記事をご覧ください。
チャートの見方
非常に見やすいコインチェックのチャートは、特に説明がなくても直感的にだいたいが分かります。ただ、それでも説明が欲しいと言う方は、チャートの見方についてまとめましたので、以下の記事をご覧ください。
お気に入りの仮想通貨を購入
上の項目ですでにお伝えしましたね。コインチェックで取り扱っている仮想通貨の種類は12種類です。その中から気になるコインを選び出して購入してみましょう。どのタイミングで買うか、どういう配分で買うかというようなテクニカルなことはコチラでは省きます。
ただ著者がおすすめすることは、
この2つには気を付けています。分散投資は、保有しているコインが何かの影響で一気に下落したらダメージが大きいからそれを回避するためです。長期保有は、日々値動きする仮想通貨に目移りして売買を繰り返していると、手数料やスプレッドだけで財産が下がっていってしまうからです。
コインチェックから出金の方法
仮想通貨の売買で利益が出たり、どうしても現金が必要になった場合(余剰金での投資をおすすめしていますので、生活費に手を出すような投資はあまりよろしくありません)、コインチェック内にある日本円を出金しましょう。だいたい1~2日で指定の口座に現金が振り込まれます。
ここまでの使い方が分かれば一通り使い方はマスターしたと思ってください。では、登録がまだの方は、以下のリンクから実際にご自身で操作しながらコインチェックを使ってみましょう!
コインチェックの手数料一覧
どうでしょうか?コインチェックの使い方は分かりましたか?実施に使ってみましたか?仮想通貨の取引所では入出金や仮想通貨の売買時に手数料が発生しますので、仕組みを理解して賢く使いこなしていきましょう。
こちらの項目では、コインチェックの手数料についてご説明していきます。詳しくは下の記事でまとめましたので、そちらも合わせてご覧いただくことをおすすめします。本記事では大事なところだけを抜粋してお伝えします。
入金手数料
コインチェックの中に現金を入金する際に発生する手数料です。
銀行振込 | 無料(振込手数料は発生) | |
USドル入金 | 25USドル(振込手数料も発生) | |
コンビニ入金
クイック入金 |
~3万円の入金 | 756円 |
3~50万円の入金 | 1,000円 | |
50万円~の入金 | 入金額×0.108%+486円 |
入金の方法によって手数料が変わりますが、USドル入金の手数料が目立って高いです。特段の事情ない限りUSドル入金はおすすめできません。
出金手数料
コインチェック内にある資産を現金にする時にかかる手数料です。
日本円出金 | 400円 |
USドル出金 | 2,500円 |
こちらもUSドル出金手数料は高いです。
取引所手数料
コインチェック取引所でコインを売買した時に発生する手数料です。
Taker手数料 | 0.000% |
Maker手数料 | 0.000% |
現在はキャンペーン中で手数料は0%です。
スプレッド
仮想通貨の売買でもう一点気を付けるポイントがスプレッドです。スプレッドとは、売買のときに生じてくる差額のことです。取引所からしてみれば、仮想通貨を安く仕入れて高く売ります。反対に利用者は仮想通貨を売る時に安くなってしまいますし、買う時の値段は高めになってしまいます。
スプレッドはその時の対象コインの価格や種類にもよって違いますので、一概には言えませんが、著者が調べてみたところ
- ビットコイン=1.0%程度
- アルトコイン=5.5~6.5%程度
でした。これはどういうことかというと、10万円でビットコインを購入して価格が全く動かなかったと仮定してすぐに売ると、1.0%の役1,000円が差額としてマイナスになるということです。アルトコインの場合5,500~6,500円ですね。
具体的に各仮想通貨のスプレッドも載せていますので、気になる方は以下の内容もご覧ください。
※アルトコイン=ここではビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインと呼びます。
送金手数料
コインチェック内にある仮想通貨を他の取引所やウォレットに送金することもできますが、その時に発生してくる手数料です。
コインの種類 | 手数料 | 日本円換算(2017/06) |
BTC(ビットコイン) | 0.0005BTC | 約145円 |
ETH(イーサリアム) | 0.01ETH | 約400円 |
ETC(イーサリアムクラシック) | 0.01ETC | 約25円 |
REP(オーガー) | 0.01REP | 約35円 |
XRP(リップル) | 0.15XRP | 約4.5円 |
LSK(リスク) | 0.1LSK | 約35円 |
FCT(ファクトム) | 0.1FCT | 約400円 |
他の取引所と手数料を比較
コインチェック | ビットフライヤー | Zaif | |
入金手数料 | △ | 〇 | ◎ |
出金手数料 | 〇 | △ | 〇 |
取引所手数料 | 〇 | △ | ◎ |
スプレッド | 〇 | × | 〇 |
国内の取引所に限って言えば、コインチェックの手数料もそこまで高くはないのかなという印象です。Zaif はさすがに手数料の安さを売りにしているだけあって優秀です。ビットフライヤーは特にスプレッドが高い所が気になります(だいたい倍くらい)。ですので、あまり頻繁に取引を行わない長期保有に適しているかなと思います。
コインチェックその他の便利な機能
いかがでしょうか。ここまで読んでいただければほとんど難なくコインチェックを扱えるのではないかと思います。最後の項目は、コインチェックをさらに賢く使っていくためのヒントを載せておきますので、コインチェックの操作に慣れてきた方は+αとしてやってみてください。
アフィリエイトでビットコインをもらう
コインチェックにはアフィリエイトプログラムが用意されています。ブログやSNSなどで知り合いや観覧者にコインチェックをおすすめして、コインチェックに登録してもらったり、コインチェックで取り引きをしてもらうことで報酬が入る仕組みになっています。
ただいまキャンペーン中で、最大1万円分のビットコインがもらえます。
報酬条件 | 報酬金(金額相当のビットコイン) |
アカウント登録 | 0円 |
本人確認完了 | 500円→2,000円 |
50,001円以上の入金 | 2,000円→8,000円 |
全て達成の合計 | 2,500円→10,000円 |
レバレッジ取引をする
コインチェックでは、レバレッジ取引をすることもできます。日本円を証拠金に最大5倍のレバレッジが可能です。他の取引所やFX業者まで比較すると少し低めのレバレッジです。慣れている方にとってはちょっと物足りないかもしれませんね。
コインチェックトレードビューを使う
コインチェックにはコインチェックトレードビューという機能があります。これは、取り扱っている仮想通貨のより詳細なチャートを見ることができます。通常のチャートで慣れてきた方は、トレードビューも覗いてみましょう。
まとめ
いかがでしょうか。コインチェックについては全てお伝えしたつもりです。使いやすさが特徴的なコインチェックですが、今回の記事でよりコインチェックを有意義に使っていただければ幸いです。コインチェックに関する記事は他にも書いていますので、興味がある内容がありましたら合わせてください。
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