この記事をご覧いただいているということは、おそらく投資の必要性や重要性を感じていらっしゃることだと思います。しかし、投資について家庭でも学校でも会社でも、誰も教えてくれませんよね。
自分で投資について調べてみると、なかなか聞きなれない言葉や難しいことが書いてあって挫折しそうにもなります。今回はこれから投資を始めていく方のために、なるべくわかりやすく、簡単に投資を始めていける投資の始め方についてお伝えしていきます。
ロボアドバイザー投資『ウェルスナビ』は、いくつかの質問に答えるだけであなたに適した投資先を選んで資産運用してくれます。投資初心者の方でも難しいことは考えずに分散投資をすることができます。貯金の代わりすちょっとずつ分散投資を始めてみてはいかがでしょうか?
目次
投資を始める前の心得
まず、あなたは投資と聞くとどのようなイメージをしますか?

そのような風に思っていませんか?
実際はこのようなことはなく、投資を賢く行っていくことでほぼ確実にあなたの資産は積み立てていくことが可能です。現にアメリカでは、高校生の段階で投資の基礎的な勉強を行いますので、怪しいものでもなんでもありません。
一方で

投資で儲けたい!
そう思って投資を始めようとしている方もいるかもしれませんが、これも間違いです。本来投資は数週間や数か月で資金が倍になったりするようなことはありません。これは、投資というより投機的な資産運用方法であって、パチンコや競馬などのギャンブルに近いものがあります。
近年、インターネットを使って誰でも簡単に投資をすることができるようになりました。FXなどですね。しかし、投資の目的をきちんと理解せず、知識がないまま始めてしまうと必ず損をしてしまうと言い切って良いでしょう。
投資を始める前の心得をお伝えします。
投資は長期間でコツコツと積み上げていくもの
まず、上記でお伝えしたような投資に対するイメージは誤りだといっていいでしょう。本来投資は、長期的にコツコツと資産を積み上げていくものです。数週間、数か月で資金が倍になるようなことを期待してはいけませんし、そう認識していれば、投資で大損してしまう確率も極めて下がります。
投資は、年間5%前後の利益をちょっとづつ積み上げていって、最終的に気づいてみればお金が十分増えていっているようなものです。いきなり一発ホームランを狙わず、ヒットヒットを積み重ねていきます。
投資は余剰資金を使って行なう
投資で失敗してしまう人の多くは、投資を生活資金まで投下してしまうということがあります。基本的に投資は長期間投資先にお金を預けていくもので、簡単に現金に換えることはできません。
もし、預貯金も全部投資に突っ込んでしまい、あなたの収入がストップしてしまったり、出費が増えてしまえば、反対にあなたがどこか別の所から借金をしなくてはならなくなるかもしれません。
投資は必ず生活に余裕が持てる資金を残して行うようにしてください。例えば、銀行に500万円の預金があるとすれば、もしもに備えて100万円だけ残して400万円を投資資金にすると様な形です。
もし、現在全く資金に余裕がない方であれば、「貯蓄を始める」ということが投資を始める第一歩になります。
投資先を応援してお金に働いてもらう
投資をすることによって、なぜお金が増えていくかというと、それは投資先を応援してお金に働いてもらうからです。投資には株式投資、国債投資、不動産投資などいくつかの種類がありますが、根本は投資先にあなたの資産を投資して、そのお金に働いてもらうことで、お礼(利益・配当金)をもらいます。
例えば、国債投資であれば、その国に投資することでそのお金で国家の政治に役立てます。今後成長していってほしい国に対してお金を投資して応援するんですね。株式投資もそうです。投資先の企業を応援します。
不動産投資はビジネス色が強いですが、それでも不動産に投資することで不動産に働いてもらい、収益を上げます。身近なところで行けば、自己投資なんかも自分にお金を使って、自分を応援して成長させていきます。
この根本を忘れないようにしましょう。投資は決して「儲けるため」のものではありません。投資先の成長を願って、あなたの資金に働いてもらうのです。そうすることにより、投資がよりグッと楽しくなってきます。
始めての方におすすめの投資方法
それでは、実際にこれから投資を始めていく方にどのような投資方法がおすすめかというと、まずはリスクの低い投資をきちんと分散して投資していくことです。リスクの低い投資と言えば、国内国債や国内株式、それからパッケージ化された投資信託があります。
これらの始め方について以下で解説していきますが、まずはご自身でどの投資先にどれくらいの割合で投資するのかをきちんとポートフォリオを作って見ることからおすすめします。ポートフォリオについては以下のコラムをご覧ください。
国債投資の始め方
まずは、リスクが少なく初心者でも始めやすい投資先に国債があります。国に投資をすることで、一般の方は「個人向け国債」というものを購入します。1万円から購入が可能で、利益は年におおよそ0.1%未満と低いのですが、リスクが少ないので初心者の方にも安心です。
個人向け国債には3年もの、5年もの、10年ものがあります。利子については定期預金とさほど変わりませんが、投資の第一歩として資産の一部を国債で持っていてもいいでしょう。
購入先
国債の購入は、銀行・証券会社・信用金庫などの金融機関から購入することが可能です。取り扱いについては以下のリンクをご覧ください。
購入(口座開設)に必要なもの
個人向け国債の購入は、口座開設によって行いますが、必要となるものは
- 購入代金
- 印鑑
- 本人確認書類(運転免許証など)
といたって簡単です。これらを持って、お近くの金融機関で口座開設を行います。口座開設がされたのであれば、購入の申し込みを行います。
参照:財務省‐個人向け国債
株式投資の始め方
国債だけではちょっとずつしか資金も増えていかず、長期間保有したとしても微々たるものです。そこで、株式も一部保有しておくことをおすすめします。こちらでは、株式投資の始め方をご説明します。
国債よりもリスクが高めですが、その分リターンも高めなものが株式投資です。株式投資で損をしてしまっても、何の保証もありませんので、きちんと確実にリスクを分散させながら始めていきましょう。
購入先
株式投資を始める際には、証券口座を作りますが、こちらは証券会社を通して作ることになります。ネット証券であれば3~5時間。直接店舗で口座を開設する際も1週間程度あれば完了します。
購入(口座開設)に必要なもの
株式投資を始めるにあたって必要になるものは
- 元本
- 印鑑
- 身分証明書
となっています。こちらもシンプルです。口座開設の際に捺印と身分証明を行い、後ほど送られてくる口座開設通知書に入金先となる銀行口座や郵便局口座が記載されていますので、そちらに入金すれば、取引を始めることが可能になります。証券会社の講座は複数開設することができます。
投資信託の始め方
投資信託とは、少額で分散投資ができる複数の投資先がパッケージ化された投資商品です。細かい投資先の選択はプロにお任せになるので、投資初心者にも人気です。ただ、人に運用を任せることになるので、運用してくれる投資信託選び(商品選び)が重要になります。
購入先
投資信託も証券会社に証券口座を開設して始めていきます。同じくネット証券と、直接店舗で解説する方法がありますが、手軽さから行くとネットでの口座開設が便利でしょう。
購入(口座開設)に必要なもの
こちらも口座開設にあたって
- 元本
- 印鑑
- 身分証明書
を用意しておきます。
まとめ
いかがでしょうか。以上の方法をとっていけばまずは投資を始めることは可能です。しかし、あなたの最終目的は投資を始めることではなく、投資できちんと利益を出していくことでしょう。
上記でもお伝えしたように、投資は原則的に長期間でコツコツと積み上げていくものです。ついつい目の前の利回り良い商品や、オイシイ話に乗ってしまい、結果的に損をしてしまい「投資で損をした」というようなネガティブな結果になってしまう人もいます。
きちんとご自身でも投資のことを勉強しつつ、賢くコツコツと投資によって資産を増やしていきましょう。
ロボアドバイザー投資『ウェルスナビ』は、いくつかの質問に答えるだけであなたに適した投資先を選んで資産運用してくれます。投資初心者の方でも難しいことは考えずに分散投資をすることができます。貯金の代わりすちょっとずつ分散投資を始めてみてはいかがでしょうか?
お金持ちにしか関係ないこと
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