リップルの取り引きを行っている人、これから購入をお考えの人は、チャートをほぼ毎日見ることにあるでしょうから、なるべく見やすくて分かりやすいチャートを使いたいですよね。
そして仮想通貨の取引や投資をする上で価格変動が起こるタイミングとは?という所をチャート共に解説が欲しいと思います。(著者がそうでした)
今回は、リップルのチャートが見やすいサイトのご紹介と、チャートを見る時のちょっとしたコツ、そしてリップルに関する出来事での過去のチャートの動きや理由などをお伝えしていきたいと思います。
楽しく賢く日々の取り引きに励んでいただければと思います。
『ビットバンク』は、現在いくつかある国内の取引所の中でも一番と言っていいほど余計な手数料やスプレッドを支払わずにリップルを購入することができます。また、指値注文をすることもできますので、自分が望む価格での取り引きも可能。リップルを他の取引所(販売所)で売買しようとすると、一度の売買だけでも5%前後のスプレッドがあります。これがほぼゼロになるビットバンクは、特に頻繫に取り引きをする方におすすめです。
目次
リップルの今までのチャート2017年11月〜2018年3月|年末の高騰と下落

①2017年12月上旬|1XRP20円→100円台へ大高騰
12月8日SBIホールディングスの子会社SBIリップルアジアを中心とした内外為替一元化コンソーシアムにて、リップル社の技術を利用した、日韓の国際送金の実験を2018年1月31日まで行うという内容の発表がありました。
これまで大きな発表があっても、あまり動きがなかったのですが、日経新聞などにもこの日韓送金の記事が掲載されたりと大きくリップル・XRPの知名度のアップにつながり、将来性や実用性の高さから高騰に繋がったと見られています。
②2017年12月下旬〜2018年1月上旬|1XRP100円→400円台へ大高騰
この短期間に更にほぼ倍まで金額をはね上げたリップル(XRP)ですが、様々なリップルに関する噂や出来事が高騰に関連していると見られます。
〇リップルCEO「CNBC・ブルームバーグ」に生出演
アメリカ時間で12月27日リップル社のCEO のBrad Garlinghouseがアメリカのニュース専門である放送局「CNBC」と経済ニュースなどの放送をしている「ブルームバーグ」の生放送に出演し、大々的にテレビという大きなメディアに取り上げられました。これは大きな知名度や関心の高まりに繋がったと思われます。
〇「XRPがコインベースに上場する」という噂

こちらも有名な噂だと思いますが、アメリカのサンフランシスコに拠点を構えるユーザー数1,300万人以上の大きな海外取引所であるコインベースにXRPが上場するという噂が大きく取り上げられました。
同時期(2017年12月20日)にビットコインキャッシュのコインベース上場による大高騰もあったので世界的な注目も高かったですね。
〇公式Twitterで国際送金ランキング上位5企業のうち3企業との提携を告知
3 of the top 5 global money transfer companies plan to use XRP in payment flows in 2018. Even more in the pipeline. https://t.co/5JOlxe20Ur
— Ripple (@Ripple) 2018年1月5日
プロモーションや告知でのPRが上手いリップルですが、2018年1月5日に公式Twitterにて国際送金におけるランキング上位5企業のうち3企業との提携をする事の告知ツイートがありました。

このツイートも様々な噂を呼び、AmazonやairBNBとの提携か!?などネットで騒然となりました。
このような出来事や噂、更には仮想通貨全体の認知度や関心の高まりも重なり、2017年の年末〜2018年1月の上旬にかけて今までで一番の大高騰を引き起こしたとみられます。
③2018年1月中旬〜2月|1XRP400円台→100円台へ下落
この時期に大きく流れが変わりました。理由としては以下の4つの出来事が主に大きかったのではないかとみられています。
〇1月16日韓国の仮想通貨の規制
2018年1月16日に韓国で仮想通貨の規制が行われました。昨年9月に行われた中国の規制の際にも、「中国規制=中国人のユーザーが多く仮想通貨から離脱→ユーザーが減り、下落する」と考える人の多さなのか、仮想通貨全体で大きな下落ムードになったことがありましたが、今回の韓国の規制に関しても同じような流れで下落したことが予想されます。
しかし過去の規制は完全な禁止ではなく、ルールを定める事や見直すというところが大きいようです。簡単に説明すると、偽名でやっているユーザーや未成年で登録している人以外は基本的にはそのまま取引が可能で、日本では既に当たり前のようにやっている身元確認などの規制を、韓国はやろうとしてるだけなんです。
〇「コインベースでのXRP上場の噂」が公式に否定された
コインベースは公式ブログにてXRPの上場があるのではないか?という噂を否定しました。更に高騰するのか?という期待からの否定なので、上場を見越して買い増ししていた方の売却理由などにも繋がりますね。
〇国内大手取引所コインチェックからネムが580億円分流出
記憶にも新しい事件ですが、流失事件の今まで一番大きかったマウントゴックス事件(事件当時470億円相当)をはるかに上回る事件が起こりました。
リップルには直接的な被害はありませんが、コインチェックユーザーの資産凍結や、仮想通貨全体のイメージダウンや信頼性の低下に繋がり、ユーザーの離脱は多くあったと考えられます。
〇USテザー問題
一月末に仮想通貨のUSテザーに関する疑惑が大きく取り上げられました。
簡単に説明すると、USテザーというアメリカの会社が独自発行している通貨が「USテザー」というもので、
法定通貨である「米ドル」の価格に連動していることを謳っていて、法定通貨並みの安定感があるという触れ込みでした。
投資家達はドルなどの国家の法定通貨で仮想通貨を購入する事に規制が入りやすいことから自国の法定通貨から→テザーを購入→仮想通貨を購入するなど、テザーが仮想通貨と違い「国家通貨と同じ価値」という根拠に規制をくぐり抜ける手段としても使われていたようです。中国などの仮想通貨の規制されている国でも便利に使われていました。
そんなUSテザーですが、発行額に相当する米ドルを保有していないのではないか?という疑惑で、この疑惑が本当だとなると信頼性が崩れ仮想通貨全体の市場崩壊にも繋がるという問題が起こります。
この不安や不信感から相場に大きく影響を与えたとみられています。
これらの出来事が重なり、リップル社のXRPだけでなく仮想通貨市場全体に大きく下落の流れを作ったとされています。
今後のリップルはどうなる?
これは誰にもわからない事ですが、まず起こりえることが2020年にはロックアップが終了し、リップル社の保有している多くのXRPが市場に放出されます。リップル社による市場操作ができなくなる事による絶対的な仮想通貨としての安心感 が生まれ、価格の安定化が見込まれていくと考えます。
更に、マイクロソフトのコンサルタントをしていたクリフ・ハイ氏が開発している「webbot」というAIが、2018年の5月頃に大幅に上価格上昇すると予測していたりもしますが、何よりもリップルの技術が世界でどんどん使われ、認知されていくことが過去のチャートや推移を見る限り何よりも嬉しい好材料なので今後もリップル・XRPの動向に注目し、追記していきます。
『ビットバンク』は、現在いくつかある国内の取引所の中でも一番と言っていいほど余計な手数料やスプレッドを支払わずにリップルを購入することができます。また、指値注文をすることもできますので、自分が望む価格での取り引きも可能。リップルを他の取引所(販売所)で売買しようとすると、一度の売買だけでも5%前後のスプレッドがあります。これがほぼゼロになるビットバンクは、特に頻繫に取り引きをする方におすすめです。
リップルの今までのチャートと価格変動の要因|2017年

リップルのチャートは上のようになっています。もともと1XRP=0.8円程度の1円未満で推移していましたが、2017年4月上旬、5月上旬、5月中旬にそれぞれ高騰していることが分かりますね。
その後の期間は20円台に落ち着き、2~30円を行ったり来たりといった感じでしたね。
それぞれどのような要因でリップルの価格が上がったのかを見ていきましょう。
①2017年4月上旬|1XRP=約0.8円→約8円
2017年4月3日。それまでずっと1XRP=1円未満だったリップルが突如として10倍近く価格が上がる出来事が起きました。これは『リップル8円事件』とまで呼ばれ、なぜかTシャツまで販売(https://steers.jp/c/Ripplebubble)されていました。笑
昔からリップルに投資していた人たち(リップラー)は、リップルの画期的なシステムが今後世界中の銀行に導入されるようになれば、価格も天文学的な数字にまで上がると考えており『リップル月と化す』とまで言われていました。
今回の高騰の大きな要因は、三菱東京UFJ銀行などが、銀行間の送金技術にリップルを採用すると発表したことが考えられます。月と化すまではいかなくてもリップルのポテンシャルを世に知らしめた出来事だったと言えます。
②2017年5月上旬|1XRP=約3.5円→約25円
8円事件以降いったん1XPR=4円前後にまで下がりますが、5月に入り再び価格が上昇します。一気に1XRP=25円を突破します。
リップルのシステムが注目され、数々のプラス要素が重なったことが高騰の理由だと言えますが、その中でも特にスペイン№2の銀行『BBVA』がリップルを使った送金に成功したというニュースは、実用性も実証された大きなニュースでした。
参考:BBVA runs live funds transfers over Ripple
③2017年5月中旬|1XRP=約25円→最大約50円
その後もリップルの勢いは止まらず、一時期1XRP=50円を超える高騰を見せます。これは、もともと(1ヵ月前)の1XRP=約0.8円時代と比べると、なんと60倍以上の値上がりです。仮に100万円分のリップルを持っていたとすれば、6,000万円になっていたということですからね。
確かに、2017年4月5月は他の仮想通貨も大きく値上がりを見せましたが、リップルの上がり幅は他の仮想通貨を凌駕するものでした。
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とにかく、多くのプラス要素が次々と重なりリップルの価格に影響します。リップルの送金スピードがクレジットカードと変わらないというニュースもありました。2017年7月現在、価格は徐々に下がってしまい、再び1XRP=20円台に落ち着きましたが、それでもリップルの可能性を見せつけた2017年上半期だったと言えるでしょう。
参考:Ripple Network Transaction Throughput Matches Visa’s
④2017年5月下旬以降|徐々に右肩下がり
1XRP=50円を記録したリップルでしたが、その後徐々に価格は右肩下がりになってしまいます。
この間に特段目立った悪いニュースがあったわけでもなく、定期的にほかの金融機関などとの連携などのニュースは出ていましたが、一気に価格が高騰してしまった際の反動だとも受け取れます。
しばらくの間1XRP=15~25円程度を推移します。
⑤2017年8月中旬|1XRP=約17円→最大約33円
しばらく価格が伸び悩んでいたリップルでしたが、8月中旬に一気に価格が高騰します。
目立ったニュースはありませんでしたが、リップルの公式ツイッターで謎のカウントダウンが行われ、それに期待した人たちが買いに走ったことが考えられます。
結果として、このカウントダウンは後に行われたカンファレンス(国際会議)『SWELL』へのカウントダウンでした。
⑥2017年9月下旬|1XRP=約20円→最大約30円
SWELL直前になり参加者などが徐々に決まってきたところで、SWELLへの期待で再び価格を上げました。
⑦2017年10月下旬以降|1XRP=約20円台を推移
10月中旬にSWELLが行われたり、11月に入ってもアメックスとの連携などの好素材のニュースがいくつか出てきましたが、以前のような価格高騰は見せずに1XRP=20~30円台を推移します。
以前のような激しい値動きは少なくなってきてある程度価格が落ち着いたようにも受け取れますが、リップルのポテンシャルは非常に高く、今後の価格上昇に期待して長期保有をしている方も多いですね。
『ビットバンク』は、現在いくつかある国内の取引所の中でも一番と言っていいほど余計な手数料やスプレッドを支払わずにリップルを購入することができます。また、指値注文をすることもできますので、自分が望む価格での取り引きも可能。リップルを他の取引所(販売所)で売買しようとすると、一度の売買だけでも5%前後のスプレッドがあります。これがほぼゼロになるビットバンクは、特に頻繫に取り引きをする方におすすめです。
リップルのチャートが見やすい取引所ベスト3
様々な取引所がリップルを取り扱っていますが、今回はその中でも個人的に見やすい、使いやすいと思った取引所のチャートを3つご紹介していきます。あくまでも個人的見解であることと、今後更新していくことがあるということを予めご了承ください。
コインチェック|スマホアプリが優秀
コインチェックに関しては他でもおすすめしており、既にご存知の方も多いでしょうが、とにかくチャートが見やすいです。特にスマホアプリでのチャートが優秀(チャート以外も痒い所に手が届いてて優秀)で、わざわざ毎日パソコンを開く手間を省きたい人にもってこいです。
〇スマホ版のチャート
コインチェックでは、以前まで線チャートのみでした。さっぐりした長期的なチャートが初心者にも見やすかったのですね。しかし、最近ではローソク足チャートも見られるようになり、より細かい分析・取り引きをすることができるようになりました。
初心者にも慣れてきた人にも満足いくチャートだと思います。
≪線チャート≫

- ①対象期間を選択
線チャートでは、1時間・1日。1週間・1か月・1年から選択可能です。
- ②現在価格
選択されたコインの現在価格です。ご存知でしょうがリップルの単位は『XRP』です。『REP(オーガーの単位)』とお間違えなく。
- ③ここから売買可能
ここからリップルやその他コインも購入することが可能です。
- ④タップしてチャートを切り替え
ここをタップして、線チャート/ローソク足チャートと円表示/BTC表示を切り替えることができます。
説明不要なくらい操作も簡単なので、とにかく実際に触ってみましょう。ローソク足チャートには、④をタップすることで切り替えることができます。

こちらは、線チャートとローソク足チャートの切り替え画面です。

こちらはローソク足チャート。
操作は線チャートと同じですが、表示される期間が5分・15分・1時間・4時間・1日と、より細かくなりました。日々のざっくりしたチャートを見るには線チャートを、実際に購入する直前はローソク足チャートといった風に使い分けもしやすいですね。
〇パソコン版のチャート
コインチェックのパソコン画面でチャートを見るには、『トレードビュー』を選択します。


上のように、トレードビューのチャート画面に移り変わりますが、こちらはビットコインのチャートなので矢印の所からリップル(XRP/JPY)のチャートを選択します。

これでリップルのチャートが表示されます。5分・15分・1時間・4時間・1日の期間を選択することができ、過去分は2016年10月まで見ることができます。
スマホ版よりもさらに操作性の高いローソク足チャートで、拡大・縮小によってヒゲの確認や推移を予測したりするのに使えますね。
ビットトレード|分析しやすい

ビットトレードのリップルのチャートは上のようになっています。パソコンでの操作性が高いところがポイントです。ローソク足チャートと線チャートそれぞれ表示できますし、インディケータによってテクニカル分析も可能です。
ある程度頻繁な取り引きをする方には、これくらいのカスタマイズ性が高いチャートがおすすめです。
GMOコイン|見やすいチャート・大企業の安心感

見やすいチャート、そして大企業の安心感のある「GMOコイン」
GMOコインのチャートや取引板もGMOクリック証券をベースに作られているので、利用されたことがある方はかなりスムーズに仮想通貨取り引きをできると思います。

GMOコインのリップルのチャートは上記のようになっています。
線チャート、ローソク足チャート両方確認でき操作方法もシンプルに、分かりやすいチャートになっております。
様々な情報の表示も可能で「移動平均線」「RSI」「ストキャスティクス」「MACD」「ポリジャーハンド」などの分析に必要なツール機能も申し分なく表示させることができます。
PCのみでの確認になりますが、単純なチャートの確認からしっかりとしたチャートの分析においても非常に便利なチャートになっています。
チャートをより理解して見るためのポイント
このように、取引所によってもチャートの形式は若干違いますが、リップルをはじめとした仮想通貨のチャートをより理解して見るためにローソク足の見方を知っておきましょう。
ローソク足チャートの見方
ローソク足とは、チャートの種類の一つで、その精巧な仕組みから株式から為替まで多くのチャートで使われています。コインチェックの場合、緑が陽線(値上がりした)、赤が陰線(値下がりした)になっています。
〇ローソク足とは
ローソク足はトレンド系指標の一つで、一定期間の値動きを「実体」と「ヒゲ」の2種類で表示したものです。
コインチェックのローソク足チャートを例にとってみましょう。まず、太い四角(長方形)が「実体」、棒線が「ヒゲ」です。上下のヒゲがそれぞれ
- 高値(上ヒゲ)→指定した期間中に取引された中で最も高い値段
- 安値(上ヒゲ)→指定した期間中に取引された中で最も安い値段
となっています。
そして、実体の上下それぞれが始値と終値になります。コインチェックの場合、緑の実態を「陽線」と言い、始値より終値が上がったということになります。一方、赤い実体を「陰線」と言い、始値より終値が下がったことを表します。
- 始値→指定した期間で最初に取引された値段
- 終値→指定した期間で最後に取引された値段
この始値・終値・高値・安値の四本値を元にローソク足が作成されます。その名の通り、ローソクのような形で表されるからローソク足チャートと呼ばれます。
まとめ
いかがでしょうか。リップルのチャートの見方は、お分かりいただけましたでしょうか?
今回ご紹介させていただいたように、まず初めての方はチャートの見やすさに関してはコインチェックをおすすめします。ある程度売買に慣れてきたのであれば、より高度な取り引きも行えるビットレートやGMOコインなどの取引所も検討してみましょう。
『ビットバンク』は、現在いくつかある国内の取引所の中でも一番と言っていいほど余計な手数料やスプレッドを支払わずにリップルを購入することができます。また、指値注文をすることもできますので、自分が望む価格での取り引きも可能。リップルを他の取引所(販売所)で売買しようとすると、一度の売買だけでも5%前後のスプレッドがあります。これがほぼゼロになるビットバンクは、特に頻繫に取り引きをする方におすすめです。