COMSA(コムサ)とは、企業のICOによる資金調達と、トークン化技術、mijinのブロックチェーン技術などにより、実ビジネスに対するブロックチェーン技術導入をサポートするためのICOソリューションです。
COMSAによって、今まで様々な課題により、ブロックチェーンや仮想通貨などを導入できていなかった実ビジネスの分野に実用化を進めていくものとなっています。そして、そのCOMSAにNEMのブロックチェーン技術が使われていたことが、2017年8月のNEM高騰の要因ともなりました。
今回は、COMSAがどういったものなのかをもう少し深掘りしつつも、分かりやすくまとめていきたいと思います。
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目次
COMSAの仕組みと特徴
まずは、COMSAがどのようなもので、実際にどのような影響があるのかをこちらの項目で知っておきましょう。
COMSAの名前の由来
まず、COMSAの名前の由来ですが、「Computer」のCOMと、「鎖(さ)」を組み合わされて作られた言葉です。
COMSAが誕生した理由
2009年にビットコインが誕生して以来、仮想通貨やブロックチェーン技術に対して多くの企業が注目をしてきました。特に、仮想通貨元年とも提唱された2017年には、すでにあるシステムやビジネスと仮想通貨・ブロックチェーン技術の融合や技術採用によって多くの企業や機関が導入を開始し始めました。
しかし、新しくブロックチェーン技術を採用する企業からしてみれば、まだまだ十分にブロックチェーン技術を理解できていないまま採用をしている(もしくは採用できていない)企業も多くあります。
そこで、ブロックチェーン技術導入に意欲的な企業に対してもICO関連のソリューションを提供するために、COMSAが誕生しました。
COMSAによる影響
結論から言いますと、COMSAによって、各企業がブロックチェーン技術を導入しやすくなり、それにより、実ビジネスでブロックチェーンを目の当たりにする機会が増えてくることが考えられます。
COMSAで利用される仮想通貨は、
- ビットコイン
- イーサリアム
- NEM
COMSAを利用したプロジェクトが増えることにより、これら仮想通貨の需要も上がります。NEMの価格が高騰した要因として、COMSAにNEMのブロックチェーン技術が採用されていたことが要因として考えられます。
COMSAの運営体制と協力企業
COMSAには様々な企業が関連しています。仮想通貨・インターネット・金融など様々な分野の企業が協力して作り上げていますので、聞いたことがある企業名もあるのではないでしょうか。参考:「COMSA」
COMSAの運営体主体
COMSAの運営主体となる企業は、『テックビューロ株式会社』です。ご存知の方も多いでしょうが、日本の仮想通貨取引所『Zaif』の運営元でもあり、プライベートブロックチェーン『mijin』の開発や、『Catapult』の開発元でもあります。
ICO協議会メンバー
また、テックビューロを中心として設立された『ICO協議会』には、様々な分野で活躍を続ける人員で構成されています。ICO発展のために今後も協議を行っていく機関です。協議会員には、以下のような面々が揃っています。
Lon Wong | NEM.io財団:代表理事 ドラゴンフライフィンテック:CEO |
Jeff McDonald | NEM.io財団:代表副理事 |
村口 和孝 | 日本テクノロジーベンチャーパートナーズ:代表 |
平野 洋一郎 | インフォテリア株式会社:代表取締役社長 |
西村 依希子 | 株式会社マネーパートナーズ:広報・新規事業推進室長 |
狩野 仁志 | 株式会社フィスコ:代表取締役社長 |
八木 隆二 | 株式会社カイカ:CEO兼代表取締役会長 |
兼元 謙任 | 株式会社オウケイウェイブ:代表取締役社長 |
岩井 陽介 | アララ株式会社:代表取締役 |
Nate D’Amico | DTK.io:CEO |
田中 邦裕 | さくらインターネット株式会社:代表取締役社長 |
小笠原 治 | 株式会社ABBALab:代表取締役 |
佐藤 航陽 | 株式会社メタップス:代表取締役社長 |
井面 善友 | 東海東京証券:企業金融部長 |
伊藤 昌彦 | 三菱UFJ信託銀行株式会社: 経営企画部副部長・FinTech推進室長 |
志茂 博 | コンセンサス・ベイズ株式会社:CEO Ethereum Enterprise:会員 |
宍戸 健 | 東京ビットコイン会議 |
大石 哲之 | 株式会社ユナイテッド・ビットコイナーズ:CSO |
家入 一真 | 株式会社CAMPFIRE:CEO |
中村 仁 | 株式会社お金のデザイン:CEO |
廣末 紀之 | ビットバンク株式会社:代表取締役CEO |
COMSAの協力企業
COMSAのパートナー企業には以下の企業があります。
〇日本テクノロジーベンチャーパートナーズ
日本を代表するベンチャーキャピタル。テックビューロのシードラウンド投資家で、主にテクノロジー事業への投資を手掛けています。
〇インフォテリア株式会社
テックビューロに対する出資だけではなく、主力製品の「ASTERIAシリーズ」では、ブロックチェーンへの接続が可能となっています。ブロックチェーンが活用できるような製品提供を推進しています。
〇株式会社フィスコ
投資家向けに最良の投資支援サービスを提供するプロフェッショナル集団。COMSAのICO関連情報の配信を予定。
〇株式会社カイカ
融資、外国為替、営業店端末、インターネットバンキングなどお決済系技術の開発で有名な企業。「mijin」の実証実験サポートサービスの請負及びシステム構築についての連携を取っています。
〇アララ株式会社
ハウス系電子マネーやCRMサービスを提供する企業で、今後はICOを活用したサービス開発と提供に取り組んでいく予定です。
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COMSAに参加する方法とメリット

COMSAでは、トークンセールを行う予定です。トークンセール期間は2017年10月2日14:00(日本時間)から、2017年11月6日14:00(日本時間)までです。
COMSAに参加する方法
COMSAのシンボルは、『CMS』。1CMS=1USDで購入することができます。以下のリンクからCOMSAに参加してみましょう。「COMSAトークンセールダッシュボード」
COMSAに参加するメリット
COMSAトークンを購入することがメリットは、COMSAで発行された企業のトークンをCMSで購入できることです。また、CMSで企業のトークンを購入することで5%がボーナスとして付与されます。
CMSトークンが発行された後に、COMSAを利用して成功したICOや注目企業がICOを行うことで、CMSそのものの価値が上がることも考えられます。今後、どのような企業がCOMSAを利用していくかも注目しておきたいところですね。
まとめ
いかがでしょうか。
NEM高騰の要因ともなったCOMSAでしたが、いままでブロックチェーン技術導入をためらっていた企業が導入しやすくなった、ICOプロジェクトです。
COMSAでの成功例が出てくることでCOMSAで発行されるCMSトークンの価値も上がっていくことが考えられますので、気になる方は購入を検討してみても良いでしょう。
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