NEMのカタパルトはいつ?カタパルトの特徴と実装予定時期まとめ

NEMをすでにお持ちの方は気になることがあるでしょう。

カタパルトが実施されるのはいつか?

今回は、NEMのカタパルトがどのようなことで、いつごろ行われて、どのような影響があるのかをまとめていきたいと思います。

すでにNEMをお持ちの方も、これからNEM購入を検討している方も、今回の内容を参考にしていただいてNEMをどのように保有するのか?いつごろ入手するのか?そのような参考にしていただければと思います。

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NEMのカタパルトとは?

まずはNEMのカタパルトがどのようなものかをご説明していきたいと思います。カタパルトとはそもそも航空機や宇宙船、ロボットなどを発射する発射台を意味します。よく「NEMのカタパルト砲発射!」などと言われていますが、カタパルトが発射台を意味するからですね。

カタパルト≒大型アップデート

NEMのカタパルトは、NEMの機能を向上させる大型アップデートとほぼ同じだと捉えてください。カタパルトによってNEMの機能が大幅に向上することが期待されています。単なるアップデートと言うだけでは収まらないため「カタパルト」という表現も使っている用です。とにかくインパクトがありますね。

カタパルトによって向上されること

それでは、カタパルトによってどのようなことが向上されるのでしょうか?

処理速度の向上

カタパルトによって大きく期待されていることが、処理速度の向上があります。カタパルトの実装によって処理速度が3,000~4,000件/秒に向上されることが期待されています。他の仮想通貨と比較しても一目瞭然です。

仮想通貨の種類 処理速度
ビットコイン 7~14件/秒
イーサリアム 15件/秒
リップル 1,000~3,000件/秒
NEM(カタパルト後) 3,000~4,000件/秒※

※mijinでの処理速度

送金処理が優れていると言われているリップルの2~3倍の処理速度になるわけですから、どれほど早いのかある程度イメージができるかと思います。

また、クレジットカードで世界一の処理能力を持つVISAカードが4,000~6,000件/秒の処理速度ですから、もはや仮想通貨を超えてクレジットカードの処理速度の領域にまで踏み入れてしまうことも言えてしまいます。

参考:「秒間3000~4000取引の処理性能に到達したプライベートブロックチェーン

アグリゲートトランザクション

カタパルトでもう一点注目していただきたいポイントが、「アグリゲートトランザクション」というものです。

詳しく説明するとかなり長くなってしまうのでざっくり行ってしまうと、個人間での仮想通貨などのやり取りにアグリゲートトランザクションを利用すると第三者の仲介役となってくれることです。

さらに端的に言うと、イーサリアムの特徴でもあるスマートコントラクトがNEMでもできるようになるということです。

カタパルトについて動画での説明

テックビューロ社が運営するmijinのサイトでは、カタパルトについて分かりやすく動画で解説されています。

声での解説はメタルギアなどで知られる大塚明夫さんです。

NEMのカタパルトが実施される時期

このように処理速度が格段に向上し、スマートコントラクトも可能となるカタパルトの実装ですが、正式な発表は見当たらずインターネット上では「いつカタパルトが実装されるのか?」という憶測が飛び交っています。

断言することはできませんが、以下のような説が濃厚のようです。

まずはmijinでの実装から

COMSAのホワイトペーパーでは、上でお伝えしたアグリゲートトランザクションが年内にはmijinに実装され、2018年にNEMにも実装されることが記載されています。

この新機能は、まずCataputバージョンのmijinプライベートブロックチェーン製品で公開され、 2018年にはNEMのパブリックブロックチェーンにも導入される予定である。

引用:COMSAホワイトペーパーより

アグリゲートトランザクションの導入タイミングとカタパルト実装のタイミングが同じとは言えませんが(カタパルトが先にくるでしょう)、上の発表を見る限りでは、年内にNEMへのカタパルト実装も予定されていることになります。

mijinのブロックチェーンでカタパルトβテスト開始

2017年11月。テックビューロが手掛けるプライベートブロックチェーンの『mijin』で、カタパルトのβテストが開始されました。

2018年1月にオープンソースを公開、その後一定の利用を経て、2018年以降にNEMへのカタパルト実装される予定との記載がされていました。

今後の展開について

本日から開始するβテストを経て、2018年1月にmijin 2.0 Catapultのオープンソース公開を予定しています。また、それらプライベートチェーンでの一定の利用を経て、同コアエンジンはパブリックブロックチェーンであるNEMにも2018年以降に実装される予定です。

引用:「テックビューロがブロックチェーン製品『mijin』の新バージョン『2.0Catapult』のクローズドβテストプログラムを開始|mijin

2018年3月26日|mijinでのカタパルトが具体的に始動!

上での発表との時期はずれ込みましたが、2018年3月26日。βテストを経て、ついにmijinでカタパルトが実装されていくプロジェクトが具体的に指導していくことが発表されました。

プロジェクトは3段階で構成されており、

ディベロッパー・プレビューサービス

コアエンジン評価版リリース

mijinカタパルトのリリース

と、予定されています。順調にいけば、mijinへのカタパルト実装は5月になることが予定されています。

上で、まずはmijinにカタパルトが実装されたのちにNEMにも実装されるとお伝えしたように、順調に5月中にmijinへのカタパルト実装が完了すれば、2018年中にNEMへカタパルトが実装されることも十分に考えられるでしょう。

参考:「新コアエンジン「mijin v.2(Catapult)」オープンソース化プロジェクト開始|mijin

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NEMのカタパルトで価格は上がるのか?

さて、もう一点気になるところがあると思います。実際にカタパルトがリリースされたとして、NEMの価格に影響があるかどうか?ということです。結論として言えば、価格が上がるとも断言できません。しかし、ある程度の予想はすることができると思いますので、参考程度にとらえていただければと思います。

NEMに対するプラス要素は多い

ズバリ言いますと、カタパルトによってNEMに対してプラス要因となることばかりであることは、上でお伝えした通りです。

処理速度が格段に上がり実用性が増しますし、アグリゲートトランザクションによってイーサリアムの得意分野であったスマートコントラクトの市場へも勢力を広げていくことが考えられます。

他のリスクも十分に検討しておくこと

もちろんポジティブなことばかりではありません。

1月末にはNEMの盗難事件もあり、その他仮想通貨市場全体的にマイナスな出来事が多くありました。いくらNEMのカタパルトが素晴らしいものであっても、仮想通貨全体がマイナス傾向であれば、NEMの価格もそもままマイナスの方向へ引っ張られることも考えられます。

カタパルトによるポジティブ要素は多いものの、このようなリスクがあることも忘れてはいけません。

気持ちが大きくなって、ついつい投資すべきではないお金まで投じてしまわないように、冷静に計画的に購入を検討するようにしてください。また、リスク分散のために投資先の分散、取引所の分散も忘れないでくださいね。

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NEMについておさらい

順番が前後しますが、カタパルトの概要が分かったようでしたら、NEMについてもおさらいしておきましょう。詳しくは以下の記事をご覧いただければと思います。

NEM アイキャッチ

ネム(NEM/XEM)の特徴や出来事・将来性を徹底解説

2018年5月26日

こちらでは、NEMの代表的な特徴をざっくりと説明していきたいと思います。

NEMの名称と使用通貨

NEMは正式名称を『New Economy Movement』といい、頭文字を取ったNEMという呼ばれ方が一般的になっています。New Economy Movementを和訳すると『新しい経済活動』という意味になります。

また、NEMそのものは仮想通貨ではなく、プロジェクトの名称のことで、NEMで使われる仮想通貨をXEM(ゼム)といいます。XEMの発行枚数上限は8,999,999,999XEM。これはすでに投資家たちに分配されています。

NEMの特徴

NEMの特徴は、その名にあるようにブロックチェーン技術や仮想通貨を用いて新しい経済活動を巻き起こすことです。特にNEMは他の仮想通貨プロジェクトと違い、金銭的な自由と平等、分散、連帯感を原則にしているところも特徴です。

これの代表格が、POIを利用したハーベスティングです。これは、ビットコインでいうマイニングにあたりますが、マイニングほどの莫大な電力やハイスペックコンピューターは必要ありません。

一定数のXEMを「Nano Wallet」に入金することで誰でもハーベストが可能です。詳しいやり方については以下の記事をご覧ください。

NEM(ネム)のハーベストをやってみた!ハーベストのやり方と獲得額

2018年5月1日

NEMとmijin

NEMのカタパルトを語る上でmijin(ミジン)について切っては切り離せません。mijinは、仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社が開発したプライベートブロックチェーンです。

上記でもお伝えしたように、アグリゲートトランザクションはまずカタパルトが実装されたmijinに導入されて、後にNEMのパブリックブロックチェーンにも導入される予定です。

mijinの特徴として挙げられるものに『速い』『安全』『安い』があります。すでに、中電力や西濃運輸がmijinを採用するなど、今後も企業での導入が期待されています。

参考:「NEMとMijinそしてCatapultの関係とは?

NEMを取り扱っている取引所

この記事をご覧の方は、すでにNEMをお持ちの方も多いかと思いますが、カタパルトを控えたNEMをこれから購入検討中の方に対して、NEMが購入できる取引所を3つご紹介いたします。

Zaif

COMSAやmijinなど、NEMとなじみの深いプロジェクトを開発・運営しているテックビューロ社が運営する仮想通貨の取引所です。すでにNEMをお持ちの方でも、今後もNEMを取り引きし続ける予定でしたら登録しておくことをおすすめします。テックビューロの頑張りが、NEMの発展にも影響してくるかと思います。応援するつもりで、ZaifでNEMを取り引きしましょう。

また、手数料が安いことも魅力的です。下でご説明するコインチェックでは、コインチェックが決めた金額での売買しかできませんので、どうしても差額が出てしまいます。頻繫に取り引きをするのであれば、手数料も売買差額もさほどかからないZaifがおすすめですね。

バイナンス

サービス開始からわずか1年足らずで世界最大規模の取引所にまで成長した海外取引所のバイナンスですが、2018年3月にNEMの取り扱いを開始しました。

他に国内取引所とは比にならないほどアルトコインがありますので、慣れてきた方はバイナンスへの登録も検討してみてもいいかもしれません。

コインチェック

コインチェックは初心者にも使いやすい仮想通貨取引所。NEM以外のアルトコインの取り扱いも豊富なので登録しておいて損はないと思います。ただ、お伝えのように売買差額が大きいので頻繫な取り引きには不向きです。

とりあえずカタパルト発射までは数か月程度持っておく。などといった方は、コインチェックでも良いかと思います。使いやすいですしね。

コインチェックは現在一時的に新規登録を制限しています。コインチェック登録をお考えだった方は他の取引所も検討してみましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

NEMのカタパルト実装は2018年中に行われる可能性もありますし、すでにmijinへのカタパルト実装のプロジェクトは始動し始めています。

カタパルトによってNEMへの期待感も高まるかと考えられますので、興味のある方は無理のない範囲でNEMを保有しておきましょう。

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